説明
消費期限 | 2023-04-30 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | オフロキサシン0.3%、クロトリマゾール1%、 ベタメタゾンジプロピオン酸0.025%、リグノカイン2%/ml |
症状 | 外耳炎、カンジダ、マラセチア性外耳炎 |
形状 | 液体 |
内容量 | 15ml |
保管方法 | 室温で乾燥した場所に保管してください。 |
ブランド | Intas Pharma(インタスファーマ) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |

●ステロイド剤を配合することで、かゆみや炎症を素早く緩和します。
●感染部位の周辺を麻痺させることで、急性外耳炎に伴う痛みを軽減します。
犬に非常に多く見られるカンジダやマラセチア性外耳炎に効果があります。
ブドウ球菌が原因の外耳炎にも効果があります。
4種類の有効成分、オフロキサシン、クロトリマゾール、ベタメタゾン、リグノカインを配合しています。
オフロキサシンは第2世代のニューキノロン系抗菌剤です。
グラム陽性菌とグラム陰性菌のDNA複製・転写に必要な酵素に作用し、DNA複製を阻害して殺菌効果を発揮します。
クロトリマゾールは抗真菌剤で、真菌の細胞膜などの構造に作用して殺菌します。
ベタメタゾンは外用コルチコステロイドで、抗炎症薬として知られています。
赤み、かゆみ、腫れを引き起こす原因となる体内の特定の化学物質の放出をブロックすることで作用します。
リグノカインは局所麻酔薬として外耳炎の痛みを緩和します。
痛みは神経の末端にある痛みの受容体が刺激されることで起こりますが、リグノカインは神経に沿って脳に届く痛みの信号の経路を一時的に遮断して麻痺させます。
メーカーのIntas社は世界でも有数の多国籍の医薬品製剤開発・製造・販売会社で、現在、世界85カ国以上で事業を展開しています。
ポミソルイヤードロップスと同じ効果がある点耳薬を処方してもらうためには、耳の検査を行って外耳炎の診断を受けることが必要です。
以下に検査を含めた費用を示します。
①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度)
②検査料:1,500円程度
③点耳薬1本10ml程度:2,000円程度
合計:5,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。
点耳する前に必ず、完全な耳垢(じこう)除去を行ってください。
鼓膜に異常がないことを必ず確認してください。
使用回数や使用量は獣医師の指示に従ってください。 (投与例:1日1回7〜8滴を7日間連続)
01
よく振ってからキャップを外します。
02
耳介(耳のぴらぴらした部分)を軽く引っ張り上げます。
03
容器を逆さにし、獣医師が指示した量を滴下します。
04
耳の付け根を軽くマッサージし、余分な薬液を拭き取ります。
05
滴下直後は首を振らないように、しばらく観察してください。
不適切な点耳を行うと症状が悪化したり、耐性菌の出現があります。
アトピー性皮膚炎の合併症による外耳炎は、食餌療法や生活環境の整備も必要です。
点耳薬のため、目に入れたり、経口投与はしないでください。
手に付着した場合は直ちに洗い流してください。
ペットの首振りにより、点耳薬が飼い主さんの目に入ることがあります。
点耳後に薬液が垂れて目に入ったり、なめてしまうことがあるため、薬液が皮膚に残らないように注意してください。
外耳道は耳の入り口から鼓膜までの空間で、外耳道の感染症(外耳炎)は外耳道炎とも呼ばれ、犬の感染症の中でも最もよく見られるものの1つです。
コッカースパニエル、ミニチュアプードル、オールドイングリッシュシープドッグ、など、耳が大きくて垂れていたり、外耳道に毛が生えていたりする犬種は発症しやすいです。
耳の感染症は痛みを伴い、多くの犬は頭を振ったり、耳を掻いたりして不快感を和らげようとします。
耳はしばしば赤く炎症を起こし、不快な臭いが発生したり、黒や黄色の分泌物がよく見られます。
慢性的な炎症では、耳がカサカサになったり、外耳道は厚くなって狭くなり、放置しておくと検査のための耳鏡が入らないこともあります。
多くは真菌や細菌が直接の原因ですが、例えば、耳ダニは黒い耳垢、引っ掻き、頭を振る、などの症状と、二次的な細菌などの感染を引き起こします。
異物、ポリープ、腫瘍などが原因で発症することもあります。
一般的に治療は効果のある抗菌剤が配合された点耳薬を使用しますが、重症な場合には内服薬を併用する必要があります。
予防は普段から犬の行動を観察し、耳のチェックを欠かさないことと、アトピー性皮膚炎の傾向にある場合は再発を繰り返すため、フード管理と定期的な獣医師の診察は欠かせません。
室温で乾燥した場所に保管してください。
開封後30日を経過した薬は廃棄してください。
以下の場合は使用しないでください。
獣医師が処方した動物以外のペットやヒト。
鼓膜に異常がある場合。
妊娠中、授乳中、繁殖予定のある犬。
成長途中の若い動物では関節の損傷が起こる可能性があるため、生後4ヶ月未満の犬。
最も多く報告されている副作用は、難聴または部分的な難聴、紅斑性病変(皮膚上の赤いうろこ状の斑点ができる)です。
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