説明
使用対象 | 犬、猫 |
---|---|
対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | ポリミキシンB硫酸塩0.696mg、ミコナゾール硝酸塩 23mg、酢酸プレドニゾロン5mg |
症状 | 外耳炎、痒み、ミミヒゼンダニ(耳ダニ) |
形状 | 液体 |
内容量 | 15ml |
保管方法 | 25℃を超えない涼しい場所で保管してください。 |
ブランド | Elanco(エランコ) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |

・マラセチアなどの酵母菌による外耳炎にも効果があります。
・ステロイド配合により炎症やかゆみを抑える効果があります。
・抗生物質、抗真菌剤、抗炎症剤を配合した犬猫用の外耳炎点耳薬で、ミミダニにも効果があります。
・薬液の性質から患部に迅速に浸透していき、皮膚への使用も可能です。
・常温で安定した液状で、炎症を起こしている敏感な耳に優しく、的確に滴下することができます。
・1ml中に含まれる有効成分は、ポリミキシンB硫酸塩0.696mg、ミコナゾール硝酸塩 23mg、酢酸プレドニゾロン5mgです。
・ポリミキシンBは細菌の細胞膜の透過性に変化をもたらし、抗菌作用を現します。
・ミコナゾールは真菌の細胞膜に必要な物質の作用を阻害することで抗真菌作用を現します。
・プレドニゾロンは毛細血管の透過性を低下させ、血管の増殖を抑制することで、強い抗炎症作用を持つステロイド剤です。
製造元のエランコ(アメリカ)は、小動物や産業動物のための予防薬や治療薬を開発している動物専門の製薬会社です。
取り扱っている病院は少ないため、病院に確認する必要があります。
処方されるためには、必ず耳の検査を受けなければなりません。
また、多くの場合、外耳道の洗浄処置が行われます。
以下に、通常使用されている同じ効能の点耳薬を処方された場合と、その際に発生する料金の例を示します。
(都内における動物病院の例)
①初診料:1,500円程度(再診料:初診料の半額程度)
②検査料:2,000円程度
③外耳処置:1,500円程度
④点耳薬15ml:4,000円程度
合計:9,000円程度
使用前に必ずよく振ってください。
1日2回、外耳道に5滴注入を7日間連続して行いますが、症状によって治療法が異なることがあります。
01
投与開始前に外耳を十分に洗浄し、乾燥させてください。
02
鼓膜に問題がないことを確認してください。
03
薬液を外耳道に5滴注入し、耳の付け根を優しくマッサージしてください。
●外用コルチコステロイドの長期使用は、犬の副腎皮質抑制および異所性副腎皮質機能低下症と関連しており、治療中は獣医師の再診を必ず受けてください。
●ステロイド剤は過剰投与により皮膚にダメージを与えることがあるため、投与中は毎日必ず耳や皮膚の状態を確認し、異常があれば中止してください。
ミミダニ感染が片方の場合も両耳に点耳することが推奨されます。
ミミダニ治療は点耳期間を2週間とする場合があります。
処置中にペットが首を振って薬液がペットや飼い主さんの目に入らないように、目の防護をしっかりと行ってください。
点耳した後に首を振ったりすることで、飛び出した薬液をなめないように観察することが必要です。
・外耳道炎とは、外耳道(耳の穴の入り口から鼓膜の部分まで)の炎症や感染症のことを指します。
・原因の1つは外からの刺激で、それによって炎症が起こり、耳垢が溜まって細菌や酵母が定着しやすい環境になります。
外からの刺激として一番多いもの(ほぼ50%の症例にあてはまる)はミミダニで、その他では腫瘍や外傷(猫はとくに引っ掻くことが多い)、異物の混入、アレルギー、などです。
外耳道内での刺激は、細菌(ブドウ球菌など)や真菌(マラセチアなど)が外耳道内に定着してしまうことで、点耳薬や洗浄ローションなどが合わない場合でも原因となります。
主な症状は、耳を掻く、頭を振る、耳から不快な臭いがする、頭を傾ける、耳から分泌物が出る、耳垢が大量に出る、耳を触らせない、などです。
外耳炎を放置すると外耳道が永久的に狭くなり、外耳道の軟骨にも変化が起こったり、中耳炎や内耳炎を起こしてしまう可能性もあります。
軽度の症状の場合は、スロランイヤードロップスなどの点耳薬のみでの治療が可能です。
重症化すると内服薬を併用し、アレルギーが原因である場合には生活環境整備や食餌療法も考慮します。
※予防は、ミミダニなどの外部寄生虫の感染予防薬を毎月使用し、高品質のフードによって免疫力を高め、獣医師の定期検診を受けることです。
25℃を超えない涼しい場所で保管してください。
以下の場合は使用しないでください。
妊娠中、授乳中、繁殖予定の犬や猫の場合。
鼓膜に穴が開いていることがわかっている犬や猫。
耳毒性を誘発することが知られている薬剤との併用。
獣医師が処方した対象以外の動物やヒト。
聴覚障害、嘔吐、元気消失、外耳炎症状の悪化、などですが、一時的な問題であることが考えられ、投与中止により回復する場合がほとんどです。
レビュー
レビューはまだありません。