ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠

ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠

 ポイント 
肥大した心臓の収縮力を手助ける犬の慢性心不全治療薬です。 チュアブルタイプで嗜好性が良く、食べやすい治療薬です。

説明

使用対象
対象サイズ 2kg以上
有効成分 ピモベンダン5mg
症状 慢性心不全、拡張型心筋症
形状 錠剤
内容量 50錠
保管方法 直射日光、高温及び多湿を避けてください
ブランド Boehringer Ingelheim(ベーリンガーインゲルハイム)
出荷国 シンガポール / 台湾



ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠のおすすめポイント!
・チュアブルタイプで簡単投与。おやつ感覚で食べられます。
・心臓の収縮力を高める犬の慢性心不全治療薬です。
・犬に配慮して作られた動物用医薬品で、安全性も高いです。

ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠とは

・心臓の筋肉と血管に働きかける犬の慢性心不全治療薬です。
・心臓の筋肉に作用し心臓の収縮能力を高めたり、血管を拡張させる作用がある治療薬です。
・ピモベンダンという成分が含まれています。
・ピモベンダンはホスホジエステラーゼ(PDE)阻害薬という種類の薬剤成分です。
・ホスホジエステラーゼと呼ばれる酵素を阻害する作用と心筋へのCaの感受性を高める作用があります。
・心臓の収縮はCaイオンの働きが関与して起こります。
・心不全の犬は様々な原因で心臓の動きが弱くなり、咳や運動不耐性などの症状が引き起こされます。
・ピモベンダンの服用によって、心筋のCa感受性が高まり、結果として心臓の収縮力増大に繋がります。
またホスホジエステラーゼと呼ばれる酵素を阻害すると、細胞内でサイクリックAMP(cAMP)の 濃度が高まり、プロテインキナーゼA(PKA)と呼ばれる物質が活性化します。
・PKAは心筋の細胞内にCaを取り込ませる作用があるので、心筋の収縮力増大に繋がります。
・心臓の治療は、基本的には内服薬の生涯投与が必要で一度始めると途中でやめることが出来ません。
通常の錠剤では犬に対して負担になってしまうことが多いです。
・ヴェドメディンはよくあるお薬とは異なり、フレーバーがついています。
また、薬自体もクッキーのように砕けやすく非常に食べやすい形状です。薬が苦手な犬でもおいしく食べることができます。

動物病院で手に入れる場合

以下の金額は日本獣医師会の調査を参考にしています。

(都内における動物病院の例)

①初診料:1,500円程度
②内服薬の調剤料金:250円程度
③超音波検査:2,500円程度(心臓疾患の場合、超音波検査やレントゲン検査も必要です。 検査はその子の状態にもよるので、必ず行うわけではありません)
④レントゲン検査:2,250円程度
⑤合計:6,500円程度

ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠のご使用方法

獣医師に指示された用量を必ず守って下さい。
食餌のおおよそ1時間前に投与して下さい。
体重1kg当たりピモベンダンとして0.25mgを1回量として下さい。
1日2回、朝夕おおよそ12時間間隔で経口投与して下さい。
投与時はヴェドメディン5mgをそのまま与えて下さい。難しければ、ご飯やおやつに混ぜて下さい。

ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠のご使用上の注意

必要により適切な対症療法(フロセミドによる利尿等)を行ってください。
重度の慢性心不全に対する本剤の単独投与による有効性は確立されていません。

オーナーの方への注意事項

誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
誤飲の原因になるので、小さな子供の近くでは使用しないでください。

ペットへの注意事項

適切な投与量を守ってください。
誤って規定量以上を服用した場合は、動物病院にて獣医師の診察を受けてください。

慢性心不全ってどんな病気?

慢性心不全は病気の名前ではなく、心臓機能の低下によって身体に様々な症状が現れる状態を示します。
犬の心臓疾患では、僧帽弁閉鎖不全症という病気が多く、心臓の弁がうまく機能しなくなることで心臓機能の低下を引き起こします。
心臓機能が低下すると、「咳」や「疲れやすさ」といった症状が現れます。
その状態を無治療で放置しておくと、心臓がうまく働かないせいで、全身の血の流れが悪くなります。
さらにその状態が進行すると、肺をめぐる血流も悪くなり、肺に負担がかかります。
肺の負担が大きくなると、肺に水が溜まる「肺水腫」という病気になります。
肺水腫に罹患した犬は、いつ命を落としてもおかしくない危険な状態となります。

保管上の注意

小児の手の届かないところに保管すること。
本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。
誤用を避け、品質を保持するため、本剤は他の容器に入れ替えないこと。
使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。
本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

使用禁忌・併用禁忌

以下の場合は使用しないでください。

本剤は体重2kg未満の犬には投与しないこと。
妊娠犬及び哺乳犬に対する安全性は確立されていないので、妊娠中及び授乳中の犬には投与しないこと。
やむを得ず、授乳中の犬に投与する場合には、授乳を中止すること。
本剤は肝臓で代謝されることから、重度な肝障害を有する犬は副作用が発現しやすくなるおそれがあるため、臨床症状を十分観察しながら投与すること。
肥大性心筋症あるいは機能的又は解剖学的に心拍出量の増加が見込めない症例(例えば、大動脈弁狭窄症)には用いないこと。

ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠の副作用について

まれに軽度の頻脈及び嘔吐がみられることがあります。これらの作用は用量依存性であるため、投与量を減じることで避けられることがあります。
副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けてください。



ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠
ヴェドメディン5mg 錠剤タイプ 50錠

 心不全  肥大した心臓の収縮力を手助ける犬の慢性心不全治療薬です。 チュアブルタイプで嗜好性が良く、食べやすい治療薬です。


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