説明
使用対象 | 犬 |
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対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | 1mL中ピレノキシン0.05mg(溶解後) |
症状 | 白内障の進行を防止 |
形状 | ピレノキシン0.75mgを含有するだいだい黄色の顆粒,溶解液 |
内容量 | 15ml |
保管方法 | 直射日光を避け、風通しの良い室温で保管して下さい。 |
ブランド | 千寿製薬株式会社 |
出荷国 | 日本(国産) |
●イヌ老年|生初発白内障の進行抑制効果が認められています。
●早い時期からの使用は効果的です。
●眼粘膜に対する刺激が少ない。
●長期投与が可能です。
●顆粒製剤なので溶解しやすく、調製が容易です。
イヌの老年性初発白内障の進行を防止。 水晶体の水溶性蛋白の変性等を抑え、水晶体の透明性を維持させることにより白内障の進行を抑制する(in vitro)
キノイド学説によると、白内障の成因は水晶体の水溶性蛋白が、有核アミノ酸(トリプトファン、チロジン等)の代謝異常で生じるキノイド物質によって変性し不溶性化するためといわれているが、ピレノキシンはキノイド物質のこの作用を競合的に阻害して、水晶体の透明性を維持させることにより白内障の進行を抑制する。
(1)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
(2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。
(3)本剤は獣医師の指導の下で使用すること。
(1)本剤の投与により、ときに眼瞼炎、結膜充血、流涙を起こすことがある。
(2)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
(1)点眼用にのみ使用すること。
(2)点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
(1)本剤は外箱に表示の使用期限内に使用すること。ただし、溶解後は冷所に遮光して保存し、3 週間以内に使用すること。
(2)本剤は金属イオンの混入によって色調が変化するので、注意すること。なお、色調が変化したものは使用しないこと。
顆粒を溶解液に用時溶解し、1回1~2滴、1日3~5回点眼する。
本剤は、1 包(87褂)中ピレノキシン0.75mgを含有するだいだい黄色の顆粒である。また、添加物としてタウリン、ホウ砂及びホ ウ酸を含有しており、溶解液15mLを添付している。
溶解液は無色澄明の液で、添加物としてホウ酸、イプシロン-アミノカプロン酸、パラオキシ安息香酸メチル、クロロブタノール、塩化カリウムを含有する。溶解後の点眼液は、黄色澄明の液で、1 mL中ピレノキシン0.05褂を含有する。
(1)小児の手の届かないところに保管すること。
(2)本剤は室温で保存すること。ただし、溶解後は冷所に遮光して保存すること。
(3)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。
・年齢を重ねると、人間と一緒で足腰が弱くなってきたり、
目が見えにくくなってきたりします。
・目の中のレンズの役割をしているものを水晶体といい、もとは透明な水晶体が何らかの原因で、白濁する状態を白内障といいます。水晶体は光を十分に通さなくなり、スリガラスを通して外を見るように物がかすんで見えるようになります。
・ワンちゃんの白内障には、先天性(遺伝性)のものと後天性(老年性)のものがあり、よく見かけるのが、6歳以上のワンちゃんに多い「老年性白内障」です。一方、先天性の白内障には、生まれつき目が濁ったまま生まれるものと、生後6ヵ月~5歳頃までの犬に多くみられる若年性のものとがあります。そのほかに糖尿病から白内障を併発することもあります。
・白内障には初発の白内障、未熟な白内障、成熟の白内障、そして最後に過熟の白内障とさまざまな過程があります。
初発~未熟の白内障では、視力障害は軽度で日常生活にはそれほど影響がありませんが、進行すると視力の低下は顕著になり、柱や壁によくぶつかったり、ちょっとした物音にも驚くようになったりします。
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