ペクシオン100mg100錠

ペクシオン100mg100錠

 ポイント 
犬の特発性てんかんの発作頻度を減少させるための抗てんかん薬で、騒音恐怖症に伴う不安や恐怖の軽減にも使用することができます。

説明

使用対象
対象サイズ 2kg以上
有効成分 イメピトイン100mg
症状 てんかん、騒音恐怖症
形状 錠剤
内容量 100錠
保管方法 他の容器に入れ替えず、30℃以下の室温で保管してください。
ブランド Boehringer Ingelheim(ベーリンガーインゲルハイム)
出荷国 シンガポール / 台湾



ペクシオン100mg100錠のおすすめポイント!
・犬専用の特発性てんかんの治療薬として開発された抗てんかん薬です。
・犬の特発性てんかんの発作頻度を減少させることができます。
・雷や花火などの大きな音に敏感な愛犬を落ち着かせる効果もあります。

ペクシオン100mg100錠とは

・新しい世代の犬の抗てんかん薬で、従来の治療薬に比べて副作用が少なく、安心して長期間使用できます。
・1錠に有効成分イメピトインを100mg配合しています。
・イメピトインはベンゾジアゼピン受容体の部分的作動薬で、受容体への結合親和性が低いため、安全性に優れています。
・GABA受容体による神経細胞の抑制効果を増強し、発作を予防します。
・弱いカルシウムチャネル遮断作用により、抗痙攣作用も発揮します。
・従来の抗てんかん薬で発作をコントロールできない場合に、補助的に使用することも可能です。
・メーカーはフィラリア予防薬カルドメックでおなじみのベーリンガーインゲルハイムで、人薬の分野でも世界トップクラスの製薬会社です。

動物病院で手に入れる場合

動物病院で一般的な抗てんかん薬を処方されるためには、いくつかの検査が必要です。
以下に検査料金を含めた参考料金を示します。

(都内における動物病院の例)

①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度)
②検査料::20,000円程度(CTなどの検査は2次診療機関で行います)。
③抗てんかん薬1週間分:2,500円程度
合計:25,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。

ペクシオン100mg100錠のご使用方法

・てんかん発作に対する治療の場合の投与量: 体重1kg当たりイメピトイン10mg~30mgを1日2回、12時間間隔で経口投与します。
・絶食状態の犬に投与した場合に効果が高くなるため、食餌時間に合わせて錠剤を投与するタイミングを一定にする必要があります。
・騒音恐怖症に対する治療の場合の投与量:体重1kgあたりイメピトイン30mgを1日2回、約12時間間隔で経口投与します。
・想定される騒音の発生日の2日前に治療を開始し、騒音が発生するまで治療を継続します。
絶食状態での投与をおすすめします。
01
獣医師に指示された個数に合わせて錠剤を取り出してください。

02
そのまま直接口腔内に指で押し込むか、少量のトリーツに包んで与えてください。

03
全てを飲み込んだことを確認後はしばらく安静にさせ、様子を観察してください。

ペクシオン100mg100錠のご使用上の注意

1錠に有効成分は一律に含まれており、犬の体重に応じて1錠を半分にして投与することも可能です。
現在の投与量で最低1週間の治療を行っても発作が十分に軽減されない場合、早急に再診にて症状の再評価を行ってください。
発作が十分に軽減されない場合、1日2回、1kgあたり30mgの最大投与量まで50~100%増量することができます。

オーナーの方への注意事項

湿気を避けるため、容器は使用後、確実に閉めてください。

ペットへの注意事項

毎日同じタイミングで、確実に必要量を全て飲ませてください。

犬の特発性てんかんってどんな病気?

・特発性とは原因不明の病気を意味し、てんかん発作は脳内の神経細胞の過剰な活動などの異常による一時的な症状です。
・24時間以上の間隔をおいて、少なくとも2回の発作が発生した場合をてんかんと呼んでいます。
・遺伝的な原因がある可能性が高いことがわかっていますが、ほとんどの犬種における特定の遺伝子変異とてんかんとの関連性は、いまだに解明されていません。
・てんかんの有病率は、純血種の犬と混血種の犬では純血種の方が高く、雄犬の方が雌犬よりも多く発症します。
・てんかんの犬の大部分は、1歳から5歳の間に最初の発作を起こして診断される可能性が高いです。
・症状は全般的なものと部分的なものがあり、全般的な発作は 強直および間代(遊泳)タイプの動きで、犬は意識を失います。
・部分発作は、意識の変化を伴うか否かにかかわらず、身体の一部分の異常な動きが出て、意識を失います。
放置しておくと、発作の重症度は時間の経過とともに悪化し、発作が5分以上続くこともあれば、短い時間内に次々と起こることもあります。
・治療は内科的に投薬を行いますが、ペクシオンのような抗てんかん薬による治療を開始するかどうかは、発作の原因、再発の危険性など、さまざまな要因を考慮して決定されます。
・犬の場合、長期的な発作管理は、発症後早期に治療を開始することが成功の鍵です。
・完全に症状が消失し、継続的な治療を必要としない確率は6~8%で、犬のてんかんは、飼い主さんが生涯に渡って治療に専念する必要があります
・予防することは難しく、定期検診や良質なフードと適度な運動を心掛け、常に犬の状態をよく観察し、症状が見られた場合には直ちに動物病院を受診することをおすすめします。

保管上の注意

他の容器に入れ替えず、30℃以下の室温で保管してください。

使用禁忌・併用禁忌

以下の場合は使用しないでください。

妊娠中、授乳中、繁殖を予定している犬。
肝臓、腎臓、心臓、のいずれかを現在治療中の場合。
体重2kg未満の犬。
獣医師が処方した犬以外の動物やヒト。

ペクシオン100mg100錠の副作用について

ふらつき、嘔吐、食欲増進、眠気、いつもより活発、無関心、多飲症(喉の渇きの増加)、下痢、見当識障害、食欲不振、唾液量の増加、多尿、第三眼瞼の突出、などがあります。
ほとんどの症状は一過性で、治療期間中または治療終了後すぐに解消されます。



ペクシオン100mg100錠
ペクシオン100mg100錠

 てんかん  犬の特発性てんかんの発作頻度を減少させるための抗てんかん薬で、騒音恐怖症に伴う不安や恐怖の軽減にも使用することができます。


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