クッシング症候群 ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセル

クッシング症候群 ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセル

 ポイント 
中高年の犬に多い副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の治療薬で、日本の「アドレスタン」と同じ有効成分トリロスタンを含みます。過剰なコルチゾル分泌を抑制する効果もあります。

説明

消費期限 2022-10-31
使用対象
対象サイズ 全サイズ
有効成分 トリロスタン 60mg
症状 クッシング症候群
形状 カプセル
内容量 30カプセル/箱
保管方法 15〜30℃の涼しい、風通しの良い場所で保管して下さい。
ブランド Dechra(デクラ)
出荷国 シンガポール / 台湾



ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセルのおすすめポイント!
・副腎皮質ホルモンの分泌を抑制し、犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)を治療する内服薬です。
・投与しやすいカプセルタイプの治療薬で、1箱30カプセル入りです。
・犬専用治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可している安全なお薬です。

ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセルとは

・副腎皮質からの過剰なコルチゾル分泌を抑制し、犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の症状を改善するお薬です。
・アメリカのFDAが唯一認可している犬専用の内服薬で、安全性が高く、長期投与が可能です。
・反応が早い子の場合、治療開始2週間で多飲多尿などの症状は改善し始めます。
・カプセルタイプの飲み込みやすいお薬で、1箱に30カプセル入りです。
・副腎皮質機能亢進症に多い糖尿病の血糖値上昇がコントロールできます。
・ベトリル60mgはトリロスタンという有効成分を1カプセルに60mg含みます。
・トリロスタンは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンであるコルチゾル合成を抑制します。
・トリロスタンはコルチゾルの生成に必要な3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素を阻害します。
・この酵素阻害によってコルチゾル分泌は体に負担をかけずに低下し、臨床症状を緩和します。
・もう1つのステロイドホルモンであるアルドステロンの分泌も抑制し、電解質(ナトリウムやカリウム)を適切な数値に保ちます。
・ベトリル60mgのメーカーは、動物薬品の製薬会社として非常に多くの製品を世界中で販売しているデクラ(インド)です。

動物病院で手に入れる場合

ベトリル60mgを動物病院で購入する場合は、犬が副腎皮質機能亢進症の診断を受けなければなりません。以下に初診時に病気の診断をしてベトリル60mgと同様の薬剤を処方された場合の参考料金を紹介します。

(都内における動物病院の例)

①初診料:1,500円程度
②検査料:10,000円以上(一般的に副腎皮質機能亢進症の検査は外部検査機関に依頼することが多い、費用も病院により変動)
③本剤と同等の内服薬1週間分:3,000円程度(投与量により変動あり)
合計:15,000円以上

ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセルのご使用方法

毎日同じ時間(朝)にフードと一緒に与えて下さい。
投与量は症状と犬の治療に対する反応で変化していくため、獣医師の指示した量を厳守して下さい。
01
取扱時は手袋を着用し、獣医師の指示した量を準備して下さい。

02
必ず少量のフードに混ぜて与えて下さい。

03
投与後は経過を観察し、異常が現れた場合は早急に受診して下さい。

ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセルのご使用上の注意

投与量(投与回数も含む)は症状改善の度合いによって変動するため、獣医師の指示に従って血液検査を定期的に行い、投与量を調節してもらって下さい。
投薬を開始後は多飲多尿、食欲、体重、などの症状の変化をしっかりと観察し、異常が見られた場合は獣医師に直ちに相談して下さい。

オーナーの方への注意事項

手袋を着用して投与して下さい。
投与の際は絶対にカプセルを開かないで下さい。
ベトリル60mgより少ない量が必要な場合は10mgや30mgを組み合わせて投与して下さい。

ペットへの注意事項

必要量を全量を確実に飲み込んでいることを確認して下さい。

犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)ってどんな病気?

・犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)は猫と比較した場合、発症する確率は明らかに高く、獣医師であれば誰でも遭遇する病気です。
・副腎は腎臓のそばにある器官で、副腎皮質ホルモンの1つであるコルチゾル(糖質コルチコイド)が分泌されますが、この病気では過剰に分泌されてしまいます。
・どんな種類の犬、何歳の犬でも発症する可能性がありますが、一般的に中年期以降、オスよりもメスに多い、と言われています。
犬種によって発症しやすいという報告もあります。(例、ボクサー、プードル、ダックスフンド、ジャーマン・シェパード、など)
・大きく分けて2種類の原因(脳にある下垂体の腫瘍、副腎に腫瘍)が挙げられますが、80%以上の犬は脳の下垂体由来と言われています。
・下垂体に腫瘍がある場合、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)が過剰に分泌され、常に副腎皮質にコルチゾルを分泌するように働きかけて副腎皮質機能亢進症を発症します。
・ほとんどの飼い主さんが一番最初に気が付くことは、やたらに水を飲んだり、排尿をする、何となく食欲が以前よりも旺盛になった、体重が増えた、呼吸が速い、などです。
・放置しておくと、皮膚の異常(薄くなる、色素沈着、感染)や、お腹が膨らむ、糖尿病なども発症する、など、症状は複雑化して命に関わる状態へと進行していきます。
・治療は内科的な方法が一般的で、生涯に渡りベトリルなどの薬を飲むことがメインになります。
・中年期にさしかかった頃からは1年に1度、一通りの健康診断(血液検査やエコー検査)をしっかりと行い、早期に異常が見つかるように気を配ることが必要です。

保管上の注意

15〜30℃の涼しい、風通しの良い場所で保管して下さい。
小さなお子様の手が届かない場所で保管して下さい。

使用禁忌・併用禁忌

以下の場合は使用しないでください。

過去に有効成分トリロスタンを使用して体に異常が現れた経験がある場合。
犬以外のペットやヒト。
現在、腎臓病や肝臓病で治療を行なっている犬。
妊娠中や授乳中の犬。

ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセルの副作用について

食欲の低下、無関心になる、下痢、便秘、嘔吐、皮膚の異常、震え、多飲多尿、腎臓・肝臓障害、副腎クリーゼ、虚脱(倒れる)など。
上記以外の異常が現れた場合でも、直ちに獣医師に相談して下さい。



べトリル(トリロスタン)60mg30カプセル
ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセル

 クッシング症候群  中高年の犬に多い副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の治療薬で、日本の「アドレスタン」と同じ有効成分トリロスタンを含みます。過剰なコルチゾル分泌を抑制する効果もあります。


レビュー

レビューはまだありません。

“クッシング症候群 ベトリル(トリロスタン)60mg30カプセル” の口コミを投稿します

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)