説明
消費期限 | 2022-12-31 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 体重4.5〜10kg(生後8週以上) |
有効成分 | フルララネル250mg |
症状 | ノミ、マダニ |
形状 | 錠剤 |
内容量 | 1錠 |
保管方法 | 直射日光を避け、室温30℃以下の乾燥した場所で保管してください。 |
ブランド | MSD(アニマルヘルス) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●1回1錠で効果が3ヶ月持続する予防薬で、飼い主さんの手間も省けます。
●体重4.5-10kgを対象にしたチュアブルタイプの予防薬です。
投与後2時間でノミの成虫を駆除し始める即効性があります。
投与後4時間から8時間で90%以上のノミは死滅します。
ノミ駆除を行うことでノミアレルギー性皮膚炎やノミからうつる瓜実条虫の予防も可能です。
マダニに対しては4〜12時間で90%が駆除されます。
愛犬をマダニを予防することで、マダニから感染する犬のバベシア感染や、ヒトの重症熱性血小板減少症ウイルス感染の予防も可能です。
海外の安全性試験では繁殖予定の雄犬に投与しても繁殖能力に問題がなく、高い安全性が示されています。
基準量で投与した場合、副作用発現率が低いことが報告されています。
・有効成分はフルララネルで、1錠に250mg含まれます。
フルララネルは、イソキサゾリン系化合物に分類される殺虫剤です。
節足動物の神経系の阻害剤で、GABA作動性塩素イオンチャネルとグルタミン酸作動性塩素チャネルに作用します。
犬の体内に吸収されたフルララネルは、皮膚に近い血管や組織に到達して、ノミやマダニが吸血した際に殺傷効果が現れます。
メーカーのMSD Animal Healthは、小動物から大動物までを対象にワクチン、抗生物質、ホルモン剤、などを中心に販売しており、人薬で有名なメルク社の動物薬部門です。
動物病院でブラベクトを処方してもらうためには、必ず健康診断を受けて、健康に問題がないことが証明されなければなりません。
以下に健康診断を含めた料金を示します。
①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度、健康診断料を含みます)
②ブラベクト250mg:5,000円程度
合計:7,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。
投与量の基準は、体重1kg当たり有効成分フルララネル25mgです。
効果を最大にするため、なるべく食事前後や、食事と同時に与えてください。
01
ブリスターから必要量(1錠)を取り出します。
02
犬フードやトリーツに混ぜるなどをして投与するか、投与直前か直後に少量のフードを食べさせてください。
03
食べ終わった後はしばらく様子を観察してください。
特に成長過程にある犬は体重に留意し、投与量を確認してください。
3ヶ月よりも短い間隔で投与することはできません。
同居の犬やそれ以外の動物がいる場合は、全ての動物が同時にノミ予防を行うことが必要です。
直接触れた後は、直ちに石鹸で手洗いをしてください。
投与前後、および投与中の飲食や喫煙は控えてください。
必要量を全量確実に摂取していることを確認してください。
投与後に嘔吐した場合は獣医師に再投与の指導を受けてください。
ノミは犬や猫に寄生する最も一般的な外部寄生虫で、ノミアレルギー性皮膚炎は非常に多く見かける皮膚疾患です。
ノミは接触してから数分以内に犬の血液を吸うと同時に、犬の皮膚に唾液を注入します。
唾液に含まれる物質に敏感な動物は炎症反応を引き起こしますが、15分以内に即時に過敏症になる犬もいれば、24〜48時間かかる遅延反応を起こす犬もいます。
ノミに1回噛まれただけでも、このアレルギー反応が起こります。
アトピー性皮膚炎の犬は、ノミアレルギー性皮膚炎を発症する可能性が高いとされています。
ノミはすぐには見つからないことがありますが、アレルギー反応の症状からノミが寄生していることが飼い主さんにもわかるようになります。
犬に発疹やかゆみが見られ、それが背中の中央から尾の付け根にかけての脱毛につながる場合は、ノミアレルギー性皮膚炎を考える必要があります。
抜け毛は放っておくと全身に広がり、頭や首にまで達することがあります。
そのまま放置しておくと、皮膚を引っ掻いたり、舐めたり、噛んだりし続け、皮膚のバリアーが壊され、ただれたり、かさぶたができたりします。
また、舐めたり噛んだりすることで皮膚は湿った状態になり、酵母や細菌の感染症を引き起こすこともあります。
治療はノミの駆除を行い、同時に皮膚の症状に応じて抗生物質やステロイドなどのアレルギーを抑える抗炎症剤が使用されます。
ブラベクトのような薬剤によって完全なノミ予防をすることで、ノミアレルギーも予防することも可能です。
ノミは住宅環境が改善されたことにより冬場でも屋内は暖かく、ノミが活発化することがあるため、1年を通しての予防が必要です。
直射日光を避け、室温30℃以下の乾燥した場所で保管してください。
箱からは出さずに保管してください。
以下の場合は使用しないでください。
8週齢未満の子犬や体重2kg未満の犬。
獣医師が処方した対象の犬以外の動物やヒト。
豚、大豆、とうもろこし、酵母、にアレルギーがある犬。
国内で安全性試験を行っていないため、妊娠中、授乳中、繁殖予定の犬。
健康状態が悪い犬。
痙攣や眠気などの副作用が起こる可能性があるため、てんかん治療中の犬。
非ステロイド系抗炎症剤、ループ利尿剤、炭酸脱水素酵素阻害剤、ACE阻害剤、抗凝固剤、を使用している場合。
もっとも多く報告されている副作用は嘔吐、下痢または軟便、食欲不振、元気消失、多飲多尿、全身浮腫、腸内ガス貯留、です。
まれに、よだれ、痙攣、眠気、肝酵素値の上昇、などの症状が現れることがありますが、ほとんどが無処置、あるいは一時的な対症療法により回復しています。
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