説明
使用対象 | 大型犬 |
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対象サイズ | 23kg~45kg |
有効成分 | Ivermectin(イベルメクチン)272mcg、Pyrantel(ピランテル)227mg(ピランテルパモ酸塩652mg) |
症状 | フィラリア、回虫、鉤虫 |
形状 | チュアブル |
内容量 | 6錠/箱 |
保管方法 | 高温多湿、直射日光を避け、15~30℃の常温で保管 |
ブランド | Boehringer Ingelheim(ベーリンガーインゲルハイム) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●ほとんどの犬が喜んで食べてくれるビーフ味で、フィラリア予防にプラスして回虫や鉤虫の駆除もできます。
ハートガードプラス大型犬用は、体重が 23kg – 45kgの範囲の大型犬に対応したワンちゃんにとってはご褒美のようなフィラリア予防薬です。日本国内で販売されているカルドメックと同じお薬ですが、海外で販売されている名前はハートーガードプラスです。
メーカーは現在ベーリンガーインゲルハイム社(旧メリアル)ですが、現在こちらで取り扱っている商品は、在庫供給の関係でメリアル表記となっております。製品自体に変更はございませんのでご安心ください。
・本剤はフィラリア予防薬と、消化管内寄生虫(回虫と鉤虫)を駆除・予防ができます。
・チュアブルはほとんどの犬が好むビーフ味なので、食いつきが良いと評判で、非常に人気が高い予防薬です。
・生後6週間の子犬でも、体重が23kg – 45kgの場合には、このサイズが投与できます。
・本剤にはイベルメクチンとピランテルの 2成分が入っており、含有量はイベルメクチンが 272μg、ピランテルが 227mgです。イベルメクチンは最少量1kgの犬に 6μg必要で、ピランテルは最少量 5mg必要になります。
・45kgを超える大型犬や超大型犬の場合には、この用量に適した量を投与する必要があります。必ず獣医師に相談して下さい。
・フィラリア感染した犬の血液中には、ミクロフィラリアというフィラリアの赤ちゃんがいます。この感染犬が蚊に血液を吸われると、ミクロフィラリアは蚊の体内に侵入して感染幼虫に成長します。次にこの蚊が人間や犬・猫などを刺した時に、フィラリア感染幼虫は成虫になるために、犬などの体内へ入り込むわけです。
・犬の体内では、およそ6ヶ月ほどの時間をかけて成長を続け、ついには心臓の方へと移動していきます。成虫になると、メスはミクロフィラリアを生んで血液中にたくさんばらまかれます。一方の寄生されてしまった犬は、心不全の状態でやがて死に至ります。成虫まで育ってしまったフィラリアを駆除することは非常に難しく、手術をして取り出す場合でも犬の命が危険に晒されます。
しかし、本剤に含まれているイベルメクチンは、フィラリアが成虫まで成長する前に駆除をしてくれます。毎月1回、ハートガードプラスを確実に投与してあげることで、フィラリア感染を完全に予防することができます。
人間の場合でも、犬回虫に感染したことで幼虫移行症と言って幼虫が体の中を移動して様々な症状を出すことが知られていますが、当然、犬に寄生すると成虫に成長して犬にダメージを与えます。
感染経路は成熟卵が口から入ってしまうことが原因とされていますが、小腸に寄生をして、犬が食べた物から栄養を貰って生活をします。特に子犬の場合は、栄養を取られてしまうと成長があまり出来ずに弱っていきます。
成犬でも下痢などの症状が出たり、お腹が痛くなったりすることがあります。感染している犬は現在でもかなり見かけることから、常に感染犬の便に排出されている卵には注意しなければなりません。散歩などで外出をする場合には、偶然に感染する可能性があります。
ですから、ピランテルを含んだ本剤を1ヶ月に一度、おやつ感覚で食べさせて、しっかり駆虫と予防をすることが必要です。
犬や人が鉤虫に感染する経路は、皮膚から幼虫が侵入して来る経皮感染と、幼虫が口から入って来る経口感染があります。皮膚から入った場合には、血管を通って肺から喉を回って食道経由で消化管(小腸)に到達します。
また、口から入った場合は、そのまま小腸まで到達します。その後、非常にシャープな牙を持っている鉤虫は、小腸の壁に食らいついて吸血をします。寄生された犬はお腹が痛くなったり、吸血され続けた結果、貧血になってしまうことがあります。
また、小腸は出血をするため、血便が出ることもあります。現在でも度々糞便検査では卵が検出されることがあり、決して油断ができない寄生虫です。しかし、本剤に含まれるピランテルによって、確実に鉤虫も駆虫出来ます。
本剤の効果は1ヶ月です。予防効果を最大限にするため、毎月一度、継続的に投与する必要があります。
動物病院で予防薬を購入する場合には、病院によって診察料が発生する場合があります。
また、現在は気候の変化などに伴う蚊の活動期間の変動を考慮して、フィラリア予防は1年間休まずに毎月行うことをお勧めしています(American Heartworm Society【米国犬糸状虫学会】 の推奨)。
3ヶ月以上の期間を空けて予防をしていない場合には、フィラリア検査が必要になります。
フィラリアに感染しているにもかかわらず、予防薬を投与してしまうと、フィラリアの赤ちゃんであるミクロフィラリアが血液中で大量に死んでしまい、血管に詰まってしまったりすることがあるからです。この状態は犬にとっては非常に危険です。
この2点(診察料と検査料)を考慮して費用を計算すると、
都内の一般的な病院の例
初診料 1,000円〜
検査料 2,000円〜
フィラリア予防薬1個 3,000円〜(予防薬の値段は個々の病院で決めることができ、一定ではありません)
合計は必ず6,000円を超えると考えるべきでしょう。しかし、獣医師が健康診断してくれるポイントは、非常に安心と言えます。
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犬の体重に合ったサイズのお薬を、月に1度、一個与えてください。
本剤は体重によってサイズが決まっています。体重が23〜45kg以外の犬は、必要な薬剤の用量が異なります。また、45kg以上の犬に対しては、錠剤を適切に組み合わせて用います。獣医師に相談して必要な量(サイズ)を与えて下さい。
フィラリア陽性の犬には絶対に使用しないで下さい。
フィラリア感染をしているかどうかが不明の犬は、必ず検査をして下さい。
本剤はイベルメクチンを含んでいるため、コリー系統の犬には投薬をお勧めできません。
お薬を与えた後は、犬が完全にお薬を飲み込んだかどうか、またお薬をどこかに吐き出していないか確認してください。
01
箱の中には、チュアブルが6個入ったブリスターが入っています。切り離しやすく、ミシン線が付いているので、必要な個数だけを切り取って下さい。
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切り取ったチュアブルを出すには、ブリスターの裏側の紙を剥がしてください。
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チュアブルを取り出したら、一個全部をそのまま与えて下さい。食べない場合には、フードに混ぜてみましょう。
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すぐ飲み込まないように、少し噛ませるようにして与えて下さい。
05
投与した直後は、安静にして経過を観察してあげて下さい。
わかりやすい!動画でハートガードプラスをチェック!
予防薬を休薬していた期間がある場合は、獣医師に相談してフィラリア検査を受けるようにしましょう。既にフィラリアに感染した犬に予防薬を与えると、最悪の場合ショックを起こし死に至ることがあります。
投与直前に必要な量のみを出し、残った予防薬は保管場所にしまっておきましょう。
1ヶ月以上間隔を空けないように、毎月の投薬は忘れずに行って下さい。
本剤を完全に全部食べていることを確認して下さい。
フィラリア症は成虫の駆虫剤をつかって治療することもできますが、動物病院での慎重な判断や体調診断が必要な場合が多く、治療よりもまず予防に注力します。発症した場合、放置すると心臓の弁に成虫が絡まり、血管を塞いで心不全を引き起こすケースがあります。最悪の場合急性心不全で死亡します。
フィラリア症とは、犬糸状虫と呼ばれるミクロフィラリアの成虫が犬の心臓に寄生することで発症する呼吸器・循環器・心不全などの総称です。
フィラリアの感染は蚊が中間宿主となることでことで発生します。1. 蚊がフィラリアに感染した犬を吸血し、その際ミクロフィラリアも同時に吸引する。 2. 蚊の体中でミクロフィラリアが感染幼虫に成長する。 3. ミクロフィラリアの感染幼虫を保有した蚊が別の犬を吸血。その刺し傷から「感染幼虫」が犬に侵入。 4. 犬の体内で成虫になり、フィラリア症を引き起こす。ヒトにも感染します。
感染幼虫が人間や動物の体の中に入った後は、6ヶ月程度で心臓まで移動しながら成長し続けます。心臓に到達し成虫になると、やがてメスはミクロフィラリアを生み繁殖します。一方、フィラリアに寄生された心臓は徐々に弱り、最後には寄生された犬や猫は急性心不全などで死んでしまいます。
清潔な環境になったとはいえ、現在でも消化管に寄生する寄生虫は多くフィラリア以外でも寄生虫の脅威を忘れてはいけません。その代表である回虫は、感染能力のある卵が犬や人間の口に入ることで感染します。また、鉤虫は感染幼虫が犬や人間の皮膚を通って感染を起こします。これらの寄生虫は体内を移動して腸まで達し、下痢や血便などの症状を出します。本剤は、この厄介な寄生虫たちをまるごとひっくるめて毎月1回の駆虫で予防するお薬です。
命に関わる病気、犬フィラリア感染症とは?
犬フィラリア感染症は、蚊が媒介する犬糸状虫や犬心臓糸状虫など“犬フィラリア”と呼ばれる寄生虫が、犬の肺動脈や心臓に寄生して発生し、それらの“犬フィラリア”が寄生することで、血液の流れが悪くなり、場合によっては死に至ることもある恐ろしい病気です。
お子様の手が届かない所に保管して下さい。
20℃~25℃の室温で、直射日光は避けて保管して下さい。
牛肉アレルギーの場合には、投与しないで下さい。
アトピー性皮膚炎や食物性アレルギーなどがあり、療法食を中心とした治療をしている場合には、必ず獣医師に相談して投薬を検討して下さい。
イベルメクチンやピランテルに対してアレルギーがある場合には投与しないで下さい。
まれに嘔吐、下痢、運動失調、元気がなくなるなどの症状が発生しますので、副作用が現れた場合は、速やかに獣医師にご相談ください。
フィラリア 【世界No,1ブランド】23~45kgの大型ワンちゃん専用。フィラリア症予防薬の代名詞カルドメックチュアブル海外版。美味しいビーフ味のチュアブルで、食いつきのよさが大評判。日本でも名前で親しまれているおやつのようなお薬です。
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