説明
使用対象 | 中型犬 |
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対象サイズ | 7.5~15kg |
有効成分 | アフォキソラネル37.5mg、ミルベマイシンオキシム7.5mg |
症状 | フィラリア、回虫、小回虫、鉤虫、鞭虫、ノミ、マダニ |
形状 | チュアブル |
内容量 | 2g×3錠/箱 |
ブランド | Boehringer Ingelheim(ベーリンガーインゲルハイム) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●ビーフ風味でワンちゃんも喜んで食べてくれます。
●食べさせるタイプなので投与直後にシャンプー可能です。
●コリー系の犬種に対しても安心して使用できるミルベマイシンオキシムを含みます。
・本薬は中型犬用(7.5kg~15kg未満)、生後8週間以上の子犬から使用できます。
・月1回、おやつを与える感覚でノミ・マダニから、おなかの虫、フィラリアまで全てオールインワンで予防できます。
メーカーは現在ベーリンガーインゲルハイム社(旧メリアル)ですが、現在こちらで取り扱っている商品は、在庫供給の関係でメリアル表記となっております。製品自体に変更はございませんのでご安心ください。
ネクスガードスペクトラはイソオキサゾリン系のアフォキソラネルとアベルメクチン系のミルベマイシンオキシムの2種類の有効成分を含んでいます。
中型犬用ではネクスガードスペクトラ一錠(2g)につき、アフォキソラネル37.5mgミルベマイシンオキシム7.5mgが含まれています。
フィラリアの予防に加えて内部寄生虫である犬回虫、犬小回虫、犬鉤虫、犬鞭虫と外部寄生虫であるノミ、マダニを駆除することができます。
アフォキソラネルはノミ及びマダニに対して優れた殺滅作用を持っています。
神経系の作用機序としてGABA受容体において細胞内への塩素イオンの流入を阻害することで神経伝達を過剰に興奮させます。
ノミやマダニ類の神経系の異常を引き起こすことで死に至らしめると考えられています。
ノミに対しては投薬後30分後から効き始め、6時間以内に駆除します。
ノミは犬や猫に寄生後吸血し24時間から48時間で産卵することからネクスガードスペクトラを飲むことでノミのライフサイクルを遮断することが期待できます。
マダニにおいては投与後24時間以内にほぼ駆除することが確認されています。
ミルベマイシンオキシムはアベルメクチン系の化合物で犬回虫、犬小回虫、犬鉤虫、犬鞭虫、フィラリア幼虫に効果があります。
回虫やフィラリアなどの筋肉細胞と神経細胞に作用して殺滅作用を示します。
コリー系の犬種に対しては使用を控えなければならないフィラリア予防薬もありますが、本剤に含まれているミルベマイシンオキシムは獣医師の指定用量を与えることで安心して使用できます。
動物病院では、基本的にフィラリア陰性であることが確認されないとフィラリア予防薬を処方してくれません。
フィラリア予防は通年を基本としています( American Heartworm Society推奨)が、休薬期間がある場合は検査費用がかかります。フィラリア陽性を知らずに予防薬を飲ませると、ショックを起こしたり重篤な状態になることがあるためです。
都内一般の病院で手に入れる場合の料金
初診料 1,000円〜(再診料の場合は半額を目安にして下さい)
検査料 2,000円〜
予防薬 1個 3,000円〜
合計 1回の通院 約6,000円以上
※病院によって値段設定は異なります。また、ネクスガードスペクトラを取り扱っていない場合もあります。
本剤は体重が 7.5〜15kgの犬用です。それ以外には使用しないでください。
毎月 1個与える必要があります。間隔を開け過ぎないようにしましょう。
01
ブリスターから1個のみ取り出し、おやつのようにそのまま与えます。食べない場合は、小さくして通常与えているフードに混ぜてみましょう。
02
投与した後は必ず全量を飲み込んでいることを確認して下さい。特に小さく刻んだりしてフードに混ぜた場合は食べ残しがないように注意して下さい。
※全量を食べていない場合は予防効果が十分に現れません。
03
投与後は、しばらく大人しくさせて状況を観察して下さい。異常があった場合は、獣医師の受診が必要です。
わかりやすい!動画でネクスガードスペクトラをチェック!
・必ず血液検査にてフィラリア感染の無いことを確認した上で与えてください。
・フィラリア予防薬は感染している犬が服用すると死亡するリスクがあります。
本剤は獣医師等の処方せん・指示により使用してください。
本剤は8週齢未満の子犬、又は体重1.8kg未満の犬には投与しないでください。
妊娠中あるいは授乳中の犬に対しては、安全性が確認されていないため、使用を避けてください。
本剤は定められた用法・用量を厳守してください。
犬以外の動物には使用しないでください。
使用済みの容器は、地方公共団体条例などに従い処分してください。
毎月、一度忘れずに与えて下さい。
1回に必ず1個を食べきらなければ、十分な効果が得られません。
投与した後は、自宅で安静にして様子を見て下さい。
フィラリア症は成虫の駆虫剤をつかって治療することもできますが、動物病院での慎重な判断や体調診断が必要な場合が多く、治療よりもまず予防に注力します。発症した場合、放置すると心臓の弁に成虫が絡まり、血管を塞いで心不全を引き起こすケースがあります。最悪の場合急性心不全で死亡します。
フィラリア症とは、犬糸状虫と呼ばれるミクロフィラリアの成虫が犬の心臓に寄生することで発症する呼吸器・循環器・心不全などの総称です。
フィラリアの感染は蚊が中間宿主となることでことで発生します。1. 蚊がフィラリアに感染した犬を吸血し、その際ミクロフィラリアも同時に吸引する。 2. 蚊の体中でミクロフィラリアが感染幼虫に成長する。 3. ミクロフィラリアの感染幼虫を保有した蚊が別の犬を吸血。その刺し傷から「感染幼虫」が犬に侵入。 4. 犬の体内で成虫になり、フィラリア症を引き起こす。ヒトにも感染します。
感染幼虫が人間や動物の体の中に入った後は、6ヶ月程度で心臓まで移動しながら成長し続けます。心臓に到達し成虫になると、やがてメスはミクロフィラリアを生み繁殖します。一方、フィラリアに寄生された心臓は徐々に弱り、最後には寄生された犬や猫は急性心不全などで死んでしまいます。
清潔な環境になったとはいえ、現在でも消化管に寄生する寄生虫は多くフィラリア以外でも寄生虫の脅威を忘れてはいけません。その代表である回虫は、感染能力のある卵が犬や人間の口に入ることで感染します。また、鉤虫は感染幼虫が犬や人間の皮膚を通って感染を起こします。これらの寄生虫は体内を移動して腸まで達し、下痢や血便などの症状を出します。本剤は、この厄介な寄生虫たちをまるごとひっくるめて毎月1回の駆虫で予防するお薬です。
犬フィラリア感染症は、蚊が媒介する犬糸状虫や犬心臓糸状虫など“犬フィラリア”と呼ばれる寄生虫が、犬の肺動脈や心臓に寄生して発生し、それらの“犬フィラリア”が寄生することで、血液の流れが悪くなり、場合によっては死に至ることもある恐ろしい病気です。
フィラリア症について詳しく学びましょう。フィラリア症とは
ノミダニなどの寄生虫を放置すると、犬は皮膚疾患になります。
人間同様、犬にとっても皮膚は身体を外部から守る「バリア」です。
そのバリアの最外層を「表皮」と呼びますが、犬はこの表皮が人間に比べ薄く、外部からの刺激や侵入物の影響を受けやすい生き物です。
動物病院でも最も多い来院理由に「皮膚病」があげられるといわれており、飼い主にとって犬の皮膚病は真剣に対策すべき大切な問題です。
ヒゼンダニ症:イヌセンコウヒゼンダニ(犬疥癬)による皮膚病。抜け毛を伴う強い痒みに襲われる。人体では増殖しない。
毛包虫症:ニキビダニによる皮膚疾患、母子感染する寄生虫で、成獣同士の感染はない。犬の免疫力低下に伴って疾患が悪化する。
ノミについて:日本に生息する多くが猫ノミであるが、犬にも寄生する。吸血によるかゆみや、ノミを介して感染する消化器官寄生虫の被害がある。室内犬ではノミの糞害もある。
マダニについて:吸血すると1cmサイズになることもあるマダニは、散歩中の草むらでもっとも付着しやすい寄生虫である。マダニを媒介して発熱を起こしたり、バベシア症やライム病発病のリスクもある。人間からも吸血し飼い主の感染症リスクもある。
必ず箱の中に入れて保管して下さい。
小さなお子様が触れないように、注意して保管して下さい。
直射日光・湿気は避けて下さい。
風通しが良く、涼しい場所に保管して下さい。
大豆にアレルギーがある場合、使用できません。
食物アレルギーなどで食餌制限がある場合には、獣医師に相談してから投与して下さい。
有効成分(アフォキソラネル、ミルベマイシンオキシム)にアレルギーがある場合は使用できません。
有効成分である「アフォキソラネル」、「ミルベマイシンオキシム」は副作用が少なく、比較的安全とされています。
下痢、食欲減退、無気力状態などの副作用が見られる場合があります。異常が見られた場合は、必ず獣医師に相談ください。
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