説明
消費期限 | 2023-03-31 |
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使用対象 | 犬、猫 |
対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | ゲンタマイシン硫酸塩1.6mg、ナイスタチン100,000 IU、フルオシノロンアセトニド0.25mg |
症状 | 抗菌、抗真菌、抗炎症、痒み止め |
形状 | 液体 |
内容量 | 20ml |
保管方法 | 25℃以下の室温で、直射日光を避けて保管してください。 |
ブランド | Troy(トロイ) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●多くの細菌類に効果がある抗生物質や抗真菌剤を配合しています。
●1日2回の使用で、素早く炎症やかゆみを抑えることができます。
犬や猫に非常に多いマラセチア性外耳炎や皮膚炎に効果があるローションです。
外傷などで細菌感染を起こした場合などにも使用することができます。
有効成分は、ゲンタマイシン、ナイスタチン、フルオシノロンアセニド、の3種類です。
ゲンタマイシンはアミノグリコシド系抗生物質で、グラム陰性桿菌に対して強い抗菌力を持ち、グラム陽性球菌に対しても効果を発揮します。
ナイスタチンはポリエチン系抗生物質に分類され、マラセチアやカンジダのような真菌(カビ)の細胞膜に作用して殺菌する効果があります。
フルオシノロンアセトニドはステロイドに分類され、免疫抑制作用や抗炎症作用があり、特にかゆみ止めとして非常に効果が優れています。
メーカーのTroyはオーストラリアの動物医療薬専門の製薬会社で、ペットケア製品から動物治療薬まで、幅広い製品を販売しています。
日本の動物病院では、トピゲン耳・皮膚用ローションの取扱いがないため、同じ効果がある動物用点耳薬(皮膚にも使用可能)を購入することになります。
その際、必ず耳の検査や皮膚の検査が必要になります。以下に検査を含めた病院での購入価格(例)を示します。
①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度)
②検査料:3,000円程度
③耳・皮膚用ローション1本10ml程度:2,000円程度
合計:7,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。
皮膚:1日2回、患部に塗布。
耳:1日2回、2~5滴を耳に注入。
[耳に対する使用手順]
01
鼓膜が破損していないことを確認し(耳鏡にて獣医師が確認)、耳垢を完全に除去してください。
02
耳介を軽く引き上げるようにして、外耳道にローションを獣医師が指示した量を滴下してください。
03
耳の付け根をかるく親指と人差し指でつまみ、マッサージを行ってください。
04
犬や猫にがすぐに首を振らせないように、しばらく監視してください。
耐性菌の出現リスクを避けるため、患部に塗布や滴下する前に、必ず感染症の原因を確認してください。
ペットが点耳に反応して首を振った際に、飼い主さんの目に入らないように注意してください。
点耳する際はペットが動いて目に入らないように注意してください。
皮膚に塗布した後、ペットがなめないようにしばらく監視するか、エリザベスカラーなどを装着してください。
犬に多い病気ですが、猫も発症することがあり、飼い主さんはミミダニ感染と勘違いすることもあります。
通常は犬猫の耳の中に生息している酵母ですが、外耳道(耳の入り口から鼓膜まで)の環境が変化すると過剰に増殖します。
この変化によって脂肪分を含んだ分泌物や水分が増え、マラセチアが増殖しやすくなります。
外耳炎に発展する原因としては、アレルギー(アトピー性皮膚炎や食物過敏症)や外耳道が何らかの原因で狭くなることなどが複雑に絡んでいると言われています。
症状は、耳をかく、耳垢の増加、耳の悪臭、頭をよく振る、耳介が熱く感じる、腫れる、耳の周りの脱毛、などです。
放置しておくと、耳をかいて出血をしたり、潰瘍となって痛みを生じ、耳を触らせなくなります。
治療はトピゲン耳・皮膚用ローションのような点耳薬で、早い段階から点耳をして治療をスタートした場合、数週間で落ち着きます。
出血がひどく重症化した場合は抗菌剤や消炎剤の内服も必要になります。
またこの病気になった場合、アレルギー体質である可能性があるため、基本的には食餌療法を必要とします。
予防法は、耳は非常にデリケートな器官であるため、耳鏡を用いて獣医師に定期的にチェックをしてもらうことで、一度発症した場合は、再発予防のため、特にこまめな通院が必要です。
25℃以下の室温で、直射日光を避けて保管してください。
以下の場合は使用しないでください。
犬や猫以外の動物やヒト。
鼓膜が破損している場合。
皮膚の異常(赤み、かゆみ、フケ、発疹、脱毛、など)、難聴、など。
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