説明
消費期限 | 2024-04-30 |
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使用対象 | 猫 |
対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | アシクロビル400mg |
症状 | 猫ヘルペスウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、単純ヘルペス、帯状疱疹 |
形状 | 錠剤 |
内容量 | 50錠 |
保管方法 | 高温多湿を避け、室温保存してください。 |
ブランド | Cipla(シプラ) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
・繰り返し再発する症状に使用できるので常備薬として使用できます。
・400mgと用量が大きいので、体の大きい猫に与えやすくおすすめです。
有効成分であるアシクロビルはヒト用のヘルペスウイルス治療薬ですが、猫ウイルス性鼻気管炎の治療薬としても使用されます。
単純ヘルペスウイルス1型、HSV-2、水痘帯状疱疹ウイルス、シミアスヘルペスウイルス、さらにはエプスタインバーウイルスに効果を発揮します。
猫ウイルス性鼻気管炎では治療として錠剤薬及び、眼軟膏が使用されますが、ゾビラックスジェネリック400mg50錠は経口投与の治療薬です。
ウイルスが宿主細胞に感染してから放出されるまでの複製過程を阻害することで増殖を抑えます。
アシクロビルは、DNA合成を担うウイルスタンパク質を標的としています。
アシクロビルはウイルスが感染した細胞で活性化し、効果的に作用を発揮します。
抗ウイルス剤といっても、ウイルスを完全に死滅させるものではないのでアシクロビル単独で症状を完治させることは出来ません。
しかし、使用することで症状は軽減され、寛解までの時間を短縮することが出来ます。
症状が落ち着いた後も一週間程度は薬の服用が必要です。
ゾビラックスは猫のウイルス疾患の治療薬なので、適用の病気であるかを動物病院で診断する必要があります。
診察では、触診、視診、聴診といった身体検査が中心になると思います。
また、症状が重篤である場合は補助治療(ネブライザー)も必要となります。
①初診料:1,000円~2,000円程度(再診料:初診料の半額程度)
②調剤料:250円程度
③ネブライザー治療:2,000円程度
合計:3,750円以上
体重1kgあたりアシクロビルとして、10~25mgを1日2回、経口投与します。
01
そのまま、もしくはフードに混ぜて投薬します。
02
薬だけ吐き出してしまう場合は、口腔内に直接投与してください。
03
どうしても飲めない場合は、ピルカッターで半分に切って与えます。
わかりやすい!動画でゾビラックスジェネリックをチェック!
オーナーの方への注意事項
抗ウイルス薬は人にも作用するので、投与後はしっかりと手を洗ってください。
猫が薬剤を確実に飲み込んだことを確認してください。
適切な用法用量を守って使用してください。
過剰投与した場合は動物病院を受診してください。
病猫風邪といわれ、猫ヘルペスウィルスによって引き起こされる疾患です。
猫ヘルペスウイルスは、野良猫から家猫まで広く感染が認められるウイルスです。
猫ヘルペスウイルスに感染すると、結膜炎、角膜炎、角膜封鎖、鼻副鼻腔炎、FHV-1関連皮膚炎などの症状が現れます。
世界の猫の95%以上がこのウイルスにさらされており、80%以上がキャリアであると言われています。
ウイルスは飛沫で感染するため、感染動物と直接接触することで感染します。
感染経路は、鼻腔および結膜です。
臨床症状としては、潰瘍を伴う結膜炎や角膜炎があり、上気道症状(くしゃみ、鼻水)が出ることもあります。
罹患動物には、細菌の二次感染が頻繁に起こり、放置しておくと重症化してしまいます。
特にクラミジア・フェリスやマイコプラズマなどが原因となることがあります。
症状からの回復後もウイルスは三叉神経節に潜伏感染しているため、罹患猫は持続的なキャリアーとなります。
潜伏感染は臨床症状がないですが、ストレスを感じる出来事で症状が再燃することがあります。
潜伏したウイルスにアシクロビルは効果を発揮しませんので、症状が出るたびに薬を服用する必要があります。
高温多湿を避け、室温保存してください。
以下の場合は使用しないでください。
本剤の成分あるいはバラシクロビル塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある場合。
妊娠中、授乳中の猫。
以下の副作用があらわれることがあります。
アナフィラキシーショック
汎血球減少、血小板減少症
急性腎障害 ・間質性肺炎
肝炎、肝機能障害
急性膵炎
レビュー
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