ゾビラックスジェネリック200mg100錠

説明

猫ヘルペスウイルス1型に効果のあるジェネリックの抗ウィルス治療薬です。
症状が軽微な時の方が効果が現れやすいので、早期の投薬をお勧めします。
ウイルスは細菌と異なり抗生物質がきかないため、ウイルス感染症の薬で治療します。
有効成分であるアシクロビルは猫に発症している臨床症状を押さえ込み、早期の回復に導くことが可能です。
アシクロビルはウイルス感染した細胞に作用し、ウイルスのDNA複製を妨げ、増殖を抑制することで効果を発揮します。
ウイルスの活動を沈静化させるので、症状が発症している状態でのウイルス治療に有効ですが、ウイルス自体を殺すことはできません。
ウイルスを殺す薬ではないので、症状が落ち着いた後もウイルスの再活性化、症状再燃の可能性があります。
症状が落ち着いた後10～14日間は服用を続けることが必要です。
アシクロビルは、眼部ヘルペスを含むヒトの単純ヘルペスウイルス感染症の治療に広く使用されています。眼科用軟膏、外用軟膏・クリーム、各種経口製剤などがあります。
猫ヘルペスウイルスは猫の目や鼻の粘膜に感染し、鼻、気管、目に炎症を引き起こします。

処方してもらうには一般的な身体検査が必要となります。 健康状態、皮膚の状態、年齢、病歴などにより適用が適切なのかを検討します。　
症状が悪化している場合ネブライザーなどの追加治療が必要になります。

①初診料：1,000円~1,999円程度（再診料：初診料の半額程度）
②調剤料：250円程度
③ネブライザー治療：2,000円程度　
合計：3,750円以上

体重1kgあたりアシクロビルとして10～25mgを1日2回、経口投与します。
01
薬が大きい場合は、ハサミやピルカッターで薬剤を分割してください。

02
食事もしくはおやつに混ぜ投与します。

03
猫が自ら薬剤を飲むのが難しい場合、猫の口を開き直接投薬してあげます。

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オーナーの方への注意事項

抗ウイルス薬は人にも作用するので、投与後はしっかりと手を洗ってください。

猫が薬剤を確実に飲み込んだことを確認してください。
適切な用法用量を守って使用してください。
過剰投与した場合は動物病院を受診してください。
猫ウイルス性鼻気管炎ってどんな病気？
猫ヘルペスウイルス1型によって引き起こされる疾患です。
主な感染経路は経口、経鼻、経結膜感染で、感染した猫との濃厚接触によって広がります。
鼻腔、口腔、眼の分泌物が感染源となり猫同士の接触頻度が高い環境で感染が蔓延しています。
結膜、気管、気管支、細気管支表面の粘膜にびらん、潰瘍を引き起こし結膜炎や鼻炎が発症します。
くしゃみ、元気消失、食欲不振、発熱、目脂、流涎などの症状が起こります。
症状が重篤化すると、呼吸困難、発咳、潰瘍性角膜炎などの症状が発生し、場合によっては命に関わる病気です。
症状寛解後もウイルスは鼻腔や口腔の粘膜に潜伏しているため、症状再発に注意が必要です。
成猫での症状は初感染ではなく、潜伏期からのウイルスの再活性化である可能性が高いです。
ウイルス再活性化や症状の再燃を誘発する一つの要因はストレスであり、新しい動物を家庭に迎え入れたり、慣れない環境に出かけたりするような事が原因になる場合があります。
また、ステロイド薬や免疫抑制薬の使用が症状再燃の原因になる可能性もあります。

高温多湿を避け、室温保存してください。

以下の場合は使用しないでください。

本剤の成分あるいはバラシクロビル塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある場合。
妊娠中、授乳中の猫。

以下の症状があらわれることがあります。

アナフィラキシーショック
汎血球減少、血小板減少症
急性腎障害、間質性肺炎、肝炎、肝機能障害 、急性膵炎

ゾビラックスジェネリック200mg100錠

　猫ウイルス性鼻気管炎　 猫ウイルス性鼻気管炎の治療薬です。抗ウイルス作用で猫ヘルペスウイルスの働きを抑えます。

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