説明
消費期限 | 2024-04-30 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 2kg以上 (生後16週以降) |
有効成分 | マロピタント60mg |
症状 | 酔い止め、嘔吐、乗物酔い |
形状 | 錠剤 |
内容量 | 4錠 |
保管方法 | 室温保存(開封後は2日以内に使用すること) |
ブランド | Zoetis(ゾエティス) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●獣医師の間では、犬の酔い止めとして一番に選ばれています。
●アメリカFDA(米国食品医薬品局)が最初に認可した犬のための制吐剤です。
1箱4錠入りで、24.1〜30kgの犬の急性嘔吐予防に使用する場合は、連続して4日間の投与が可能です。
投与後1時間で効果が現れ、効果が24時間持続するため、1日1回の使用で済みます。
投与量を4倍(体重1kg当たり8mg)に増加した場合、1錠で体重6.1〜7.5kgの犬の乗り物酔いによる嘔吐を予防することができます。
基準投与量の5倍を投与した場合でも安全性が確認されています。
膵炎や抗がん剤の副作用による嘔吐に対しても非常に高い効果が示されています。
1錠に有効成分マロピタントが60mg含まれています。
嘔吐は化学受容器引金帯(CTZ)にサブスタンスPという物質が結合し、嘔吐中枢にシグナルを送ることで起こります。
マロピタントはこの結合を阻害することにより、様々な原因で起こる嘔吐を防ぐことができます。
メーカーのゾエティスは人薬で有名なファイザー製薬から独立した、世界トップクラスのアニマルヘルス専門企業で、ワクチン、治療薬、診断薬などを取り扱っています。
動物病院で犬の酔い止めの薬としてセレニアを処方してもらう場合、健康診断を受ける必要があります。
以下にその際に想定される請求料金を示します。
①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度)
②セレニア60mg1錠:2,000円程度
合計:3,500円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。
酔い止めとして使用する場合:1日1回、最低1kg当たり8mgの割合で、最大2日間連続して経口投与します。
犬はセレニア錠を投与する1時間前に絶食させ、旅行の2時間前にセレニア錠を投与するようにしてください。
急性の嘔吐の治療や嘔吐予防の場合:1日1回、最低1kg当たり2mgの割合で、最大5日間連続して経口投与することができます。
01
獣医師に指示された量を準備します。
02
トリーツやごく少量のフードに混ぜて投与します。
03
投与後、しばらく様子を観察してください。
わかりやすい!動画でセレニアをチェック!
使用用途によって投与量が異なります。
酔い止めとして使用する場合は、投与前には必ず血液検査を含む健康診断を受けてください。
錠剤をチーズや肉などの脂肪分の多い食品できつく包むと、錠剤が溶けにくくなり、セレニアの効果が遅れることがあります。
直接手で触れた場合は石鹸と水で手を洗ってください。
眼刺激性があるため、取り扱う際は注意してください。
全量を確実に摂取したことを確認してください。
投与後に嘔吐した場合は再投与せず、投薬を中止してください。
犬の乗り物酔いってどんな病気?
犬は人間と同じように乗り物酔いをすることがあります。
動きによって犬のバランスが崩れる可能性が高く、また、動きを視覚的にとらえることで体調を崩すこともあります。
ペットの中には旅行に不安を感じ、出発前からすでに体調を悪化させ、酔いやすい状況を作る場合があります。
多くの犬にとって車に乗ることは楽しい経験ですが、乗り物酔いに苦しむ犬にとっては車に乗ることは恐怖のイベントです。
車に乗ってしばらくして一定の動きや揺れによってバランスや平衡感覚が崩れると、乗り物酔いが始まります。
乗り物酔いの影響はすぐに命の危険が迫るようなものではありませんが、犬は快適で楽しい体験に伴う不快感やストレスを感じています。
感覚器官が障害されていることを示す兆候として、犬に以下のような症状が見られます。
①よだれを垂らす(車での移動を特に心配している犬の中には、車に乗る前から唾液を出し始める場合があります)
②体の震え
③過度のパンティング(ハアハアする)
④あくび(神経質な犬や不安な犬があくびをするのは、自分を落ち着かせようとするためで、ストレスの兆候と考えられます)
⑤嘔吐
⑥鳴いたり、叫んだりする
⑦不安げな様子
⑧動くのを嫌がったり、できなかったりする
⑨下痢
この状態を放置しておくと、犬は確実に元気をなくし、同時に飼い主さんも見ていることは辛くなるため、お互いに不安になります。
よだれや嘔吐がひどい場合には脱水が進み、例えば天候が良い日などは熱射病になりやすくなる、などの二次的な問題を起こすことがあります。
治療法は、もしかしたら酔ってしまったかもしれない、という上記のような兆候に気づいたら、早急に休憩をとることです。
ぐったりした状態で長い間ドライブしてしまった場合には、点滴などを行う必要が出てくることさえあります。
予防法は車に慣らす、酔い止め(セレニアなど)を投与する、旅行や移動計画がある場合には、愛犬にも旅行の準備を見せ、その旨を伝えて不安をなくすことです。
箱から出さず、室温15〜30℃の乾燥した場所で保管してください。
錠剤は取り出した場合、2日以内で使い切ってください。
以下の場合は使用しないでください。
16週齢未満の子犬や2kg未満の成犬。
妊娠中、授乳中、繁殖を予定している犬。
獣医師が治療の対象とした犬以外の動物やヒト。
消化管閉塞、毒物を摂取した犬。
タンパク結合性の高い薬剤との併用。
消化器症状(下痢、嘔吐)、食欲不振、元気消失、よだれ、不安、けいれん、皮膚の異常(炎症、発疹、など)、外耳炎、血尿、など。
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