説明
消費期限 | 2023-06-30 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 2kg以上 (生後16週以降) |
有効成分 | マロピタント160mg |
症状 | 酔い止め、嘔吐、乗物酔い |
形状 | 錠剤 |
内容量 | 4錠 |
保管方法 | 室温保存(開封後は2日以内に使用すること) |
ブランド | Zoetis(ゾエティス) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●FDA(米国食品医薬品局)が犬に対して最初に認可した制吐剤です。
●体重15.1〜20kgの犬に対して、1錠で酔い止め効果を発揮します。
・1日1回で24時間嘔吐を止める効果があり、投与後1時間で効果が現れます。
・1箱4錠入りで、カット線入り錠剤は、犬の体重と使用用途によって投与量を容易に調節することができます。
・腎臓病や抗がん剤による嘔吐の予防にも使用可能です。
・多くの酔い止めとして使用される薬剤に見られる、ぐったりした状態になることはありません。
獣医師が最初に選ぶ制吐剤として信頼性が高く、また、飼い主さんの8割以上が効果に満足しています。
安全性試験で基準量の5倍投与を行った場合でも有害反応はなく、非常に安全です。
マロピタントは比較的新しい薬剤で、中枢神経系における嘔吐反射に関与する伝達経路を阻害することによって、嘔吐を抑えることができます。
製造元ゾエティスは動物医薬品専門の製薬会社で、小動物や大動物を対象に、予防・診断・治療の分野において多くの製品の製造と販売を行っています。
動物病院で酔い止めとしてセレニアを購入するためには、犬の健康診断が必要です。
その際に発生する費用は以下のようになります。
①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度)
②セレニア160mg1錠:2,500円程度
合計:4,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。
セレニアは2種類の使用方法があります。
①酔い止めとして使用する場合は1日1回、最低1kg当たり8mgで、連続して2日間まで投与可能です。
(この場合、投与前1時間の絶食をし、車に乗る2時間前にセレニア錠を投与)
②急性の嘔吐を止める、あるいは予防する場合は1日1回、最低1kg当たり2mgで、連続して5日間投与可能です。
01
獣医師の指示した量を準備してください。
02
少量のフード(トリーツ)に混ぜて食べさせてください。
03
投与終了後はしばらく経過観察をしてください。
わかりやすい!動画でセレニアをチェック!
急性の嘔吐に対する投与量と酔い止めとして使用する場合の投与量は異なります。
酔い止めとして使用する場合は、必ず肝酵素などのチェックを行ってください。
投与の際にフードやトリーツに包む場合は脂肪分の少ないものを使用してください。
直接手に触れた場合は手洗いをしてください。
目に刺激を感じることがあるため、目を近づけないようにしてください。
指示された量を全て飲み込んでいることを確認してください。
吐き出した場合は直ちに投薬を中止し、獣医師の指示に従ってください。
膵臓の役割の1つは、食物を分解するための消化酵素を作り出すことで、膵炎は膵臓の炎症反応です。
この炎症は、膵臓内の酵素が不適切に、また早期に活性化されることで起こり、膵臓は自らを消化するようになります。
膵炎と診断された犬の典型的な病歴は、高脂肪食を食べた、ゴミ箱の飼い主さんが捨てた残飯を食べた、などですが、これは一般的な原因ではありません。
犬の膵炎を起こしやすくする理由の90%は特発性(解明できない)ですが、膵炎を起こしやすい犬は存在します。
ミニチュア・シュナウザーは、血中トリグリセリド濃度が高い傾向があるため、発症しやすい犬種とされています。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルは免疫系の異常によって自己免疫性疾患を発症しやすいため、膵臓を攻撃する免疫系も例外ではありません。
また、一部の薬物によっても膵炎を発症する可能性があります。
膵炎には、突然発症する急性と長期にわたる慢性の場合があります。
急性膵炎を発症した犬は命に関わる重篤な臨床症状(無気力、激しい腹痛、持続的な嘔吐、重度の脱水、ショック状態)を示し、非常に厳しい状態に陥ります。
慢性膵炎は急性に比較して症状はマイルドですが、無気力、食欲低下や廃絶、腹痛、嘔吐、などが見られます。
一般的に慢性膵炎は犬ではあまり見られませんが、突然悪化する可能性があり注意が必要です。
いずれの場合でも放置すると命に関わり、合併症を伴うことになるため、早急に治療が必要です。
急性膵炎の場合は静脈点滴を行い、脱水を防ぎ、鎮痛剤、制吐剤(セレニアの注射薬など)を投与したり、あらゆる必要な薬剤を投与します。
慢性膵炎の場合でも症状の悪化によって数日入院治療が必要になります。
また、食餌療法は非常に重要で、脂肪分の少ないフードを与えます。
※予防法は、原因が明瞭ではないため確実な予防は困難ですが、好発犬種を含む全ての飼い犬は健康診断を定期的に行い、上質のフードを与えることです。
直射日光を避け、湿気の少ない室温(15〜30℃)で、箱のまま保管してください。
一度ブリスターを開封した場合は2日以内に使用してください。
以下の場合は使用しないでください。
16週齢未満の子犬や2kg未満の成犬。
妊娠中、授乳中、繁殖を予定している犬。
獣医師が処方した対象の犬以外の動物やヒト。
消化管閉塞や毒物を摂取した疑いがある犬。
非ステロイド性消炎剤(NSAID)、心臓薬、抗けいれん薬、などとの併用。
嘔吐、下痢、血便、食欲不振、外耳炎、発作、血尿、抑うつ、よだれ、痙攣、パンティング、など。
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