スロランイヤードロップス30ml

説明

・3種類の有効成分で、真菌、グラム陽性菌、グラム陰性菌による耳と皮膚の感染症の治療が可能です。

薬液がベタベタせずに油分も残らず、患部は汚れずに済みます。
30ml入りで、広範囲の皮膚に使用することができます。
ポリミキシンB、ミコナゾール、プレドニゾロンを配合し、7日間連日使用で症状が改善します。
ポリミキシンB（1ml中に0.696mg）は、細菌類の細胞膜を破壊して殺菌します。
ミコナゾールは真菌類の細胞膜合成を阻害して殺菌します。
プレドニゾロンは最も広く使用されているステロイド剤で、毛細血管の収縮を助け、痛みや腫れを軽減します。
メーカーのエランコは、アメリカやヨーロッパを初めとする世界90カ国で動物とヒトと食の繋がりに注目して研究と開発を続けている動物薬専門の製薬会社です。

獣医師から処方される治療薬のため、検査によって診断と処置（耳垢除去）が行われます。
以下は、同じ効能の点耳薬を処方してもらった場合に請求される参考料金です。

（都内における動物病院の例）

①初診料：1,500円程度（再診料:初診料の半額程度）
②検査料：2,000円程度
③外耳処置：1,500円程度
④点耳薬30ml：7,000円程度
合計：12,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。

処方された量を正確に、指示された回数だけ与えてください。
獣医師に相談することなく、投与をスキップしたり、投与を中止したりしないでください。
投与する直前に容器はよく振ってください。
基本的な治療法は1日2回を7日間とされていますが、獣医師の指示に従って点耳してください。
01
外耳道が汚れている場合は、必ず耳垢を完全に除去し、乾燥させてください。

02
鼓膜の状態を必ずチェックします。

03
獣医師が指示した量を滴下したあとは、耳の付け根をゆっくりマッサージして様子を観察してください。

皮膚や外耳道へのステロイド長期使用は、体調に影響を与えることがあるため、治療開始後は定期的な再診を受けてください。
ミミダニの治療で使用する場合は、感染していない耳に対しても点耳を行ってください。（ただし、獣医師の指示を確認してください。）
抗生物質を投与する際には耐性菌が大きな問題となるため、ペットの症状が見た目では改善していても、獣医師に指示された期間を厳守してください。

誤ってペットや飼い主さんの目に液体が混入しないように注意し、誤って混入した場合は直ちに洗浄し、専門医を受診してください。

ペットが頭を振って薬液が飛び散ることがあるため、点耳した直後はしばらく観察をしてください。

ミミダニ（Otodectes cynotis）は子猫で最もよく確認されますが、猫や犬において外耳炎の一般的な原因となっています。
動物病院では、大量の黒っぽい粒状の耳垢を耳鏡や顕微鏡を使って簡単に発見できます。
上皮細胞、滲出液、組織液などを食べますが、皮膚の中に潜ることはありません。
全体のライフサイクルは3週間未満で、直接的な接触を介して感染し、一般的には子猫が母親からもらうことが多いです。
感染した猫は常に耳を掻いたり、首を振って粒状の耳垢をあちこちに飛ばしてしまうことがあります。
放置しておくと、子猫でも小さな爪で耳を引っ掻いてしまうため、出血をして二次感染が起こることがあります。
非常にまれではありますが、ミミダニが耳以外に移動して皮膚炎になったり、重篤な場合には衰弱したり神経症状が現れたりします。
一時的にヒトに寄生することもあります。
治療はスロランイヤードロップのように直接耳に点耳する薬剤や、フィラリア予防薬で皮膚から浸透させることも可能です。
毎月定期的にフィラリア予防薬を背中に滴下することで予防ができるため、早速、獣医師に処方してもらうことをお勧めします。

直射日光を避け、室温（25℃以下）の涼しい場所で保管してください。

以下の場合は使用しないでください。

妊娠中、授乳中、繁殖予定の犬・猫の場合。
鼓膜に穴がある犬・猫。
耳毒性を誘発することが明らかな薬剤との併用。
獣医師が投薬を指示した犬・猫以外の動物やヒト。

滴下した部分の局所的な炎症やかゆみ、発疹、あるいは、元気消失、聴力低下、または聴覚障害がありますが、投薬を中止することで回復し、重症に至ることは非常にまれです。

スロランイヤードロップス30ml

　犬猫用点耳薬　 細菌性や真菌性の外耳炎を治療できる犬猫用点耳薬で、わずか7日間で改善を実感でき、ミミダニにも有効性が認められています。

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