説明
消費期限 | 2024-03-31 |
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使用対象 | 大型犬 |
対象サイズ | 23〜45kg (生後6週以降) |
有効成分 | イベルメクチン272mcg、ピランテル227mg |
症状 | フィラリア、回虫、鉤虫 |
形状 | チュアブル |
内容量 | 6錠/箱 |
保管方法 | 直射日光を避け、適切に管理された室内(15度~30度)で保管 |
ブランド | Sava Vet(サヴァ・ヴェット) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●食いしん坊のワンちゃんが喜ぶおやつのようなフィラリア症予防薬です。ミート風味で喜んで食べてくれます。
●生後6週齢以降から投与可能な安心安全のお薬です。
ストロングハートプラス・チュアブル(大型犬用)は、ペットくすりでも非常に人気が高いフィラリア予防薬です。イベルメクチンとピランテル(パモ酸ピランテル)の2種類の効果で、犬糸状虫(以下、フィラリアとする)の幼虫や回虫、鉤虫をしっかり予防します。
日本人がノーベル賞を受賞して注目を浴びた有効成分イベルメクチンとピランテルは、人間の薬にもにも使われている安全な薬剤です。
フィラリアは、蚊が犬・猫・人間などを刺した時に、蚊の体の中に寄生しているフィラリア幼虫が侵入して感染が成立します。その後、幼虫は約半年程度の間に成長しながら体内を移動し、心臓に到達しながら成虫となります。
成虫に寄生された心臓は正常なポンプ機能がダメージを受け、やがて全身症状が出て寄生された動物は死に至ります。成虫が心臓に寄生してしまうと、治療は非常に難しく、いずれにせよ生死をさまようことになります。
本剤は、そのような状況になる前の段階でフィラリア幼虫を駆除するので、成虫が心臓に到達することはありません。フィラリアは、幼虫を駆除することで予防は完璧になるのです。
お腹の中の虫の代表でもある回虫や鉤虫は、一般的にかかりやすい感染症です。
多くの場合、回虫は卵を口から飲み込んでしまったり、鉤虫は皮膚から幼虫が入り込んだり、といったことが原因で犬や人に感染します。感染した犬は下痢などの症状が出ますが、本剤を投与しておけば、しっかりと駆虫できます。
本剤 1個には体重1kgに対して最少量6μgのイベルメクチンと最少量5mgのピランテル(パモ酸ピランテル)が含まれています。
ワンちゃんが食べやすいように、チョコレートは原材料の一部として少量使用しており、ニオイは、甘い香りがします。(感じ方に個人差はあります)
チュアブル錠は、犬が積極的に食べてくれることを想定して、おやつのような作りをしています。また、食餌に混ぜる場合には、細かく刻むなどして与えることも可能です。
生後6週齢の子犬から投薬することが可能ですが、初めて投与する場合には必ず獣医師の指示に従って下さい。
※輸送中の気温により薬剤が変形、溶けてしまう場合があるようですが、薬の品質には問題ないとメーカーより報告を受けております。
動物病院で初めてフィラリア予防薬を購入する場合には、必ず獣医師による健康診断と、フィラリア予防薬を最後に投薬してから3ヶ月以上期間を空けてしまっている場合には、必ずフィラリア検査費用が発生します。すでにフィラリアの成虫がいる(フィラリア陽性である)ことを知らずに、飼い主さんの判断で投薬を再開すると、死に至ることがあるため、フィラリア検査をする必要があります。 以下には目安となる料金を示します。
初診料(およそ1,000円〜1,500円程度、都内一般の動物病院、再診料は半額程度)
検査料(およそ2,000円程度)
フィラリア予防薬1ヶ月分(2,500円程度)
合計 5,000円以上
※動物病院で購入する場合、血液検査や健康診断の価格に通常大きな差はありませんが、予防薬は種類が多く、病院により価格に大きな差がある場合がございます。
本剤は、体重23〜45kg、生後6週間以降の大型犬専用のお薬です。
日本でも、気象や環境の変化に伴いフィラリア予防の期間は 12ヶ月を推奨しています。1年間を通しての継続的な投薬をお勧めします。(American Heartworm Society推奨)
最後のフィラリア予防薬投与から期間をある程度空けてしまった場合には、動物病院でフィラリア検査によって陰性であることを確認してから投薬を始めなければなりません。予防をしていない期間に感染してしまい、フィラリア成虫が体内にいることを知らずに本剤を投与すると、フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が血液中で一度に大量に死んで、血管が詰まる可能性があります。その場合、犬は非常に危険な状態に陥ってしまう可能性があるので十分に気をつけてください。
毎月継続して、投薬間隔が1カ月以上空かないようにしましょう。
1度の投薬にチュアブル錠1錠が必要な量です。食べ残しがないように注意して観察して下さい。
食べている途中で吐き出したり、途中でやめてしまった場合には、獣医師に相談して下さい。
投与直後の運動は絶対に避け、安静な状態で経過を観察して下さい。また、異常が見られた場合には、必ず獣医師に相談して下さい。
01
箱からブリスターを出して、破損などがないかを確認して下さい。破損などがある場合には、使用を控えて下さい。
02
複数のチュアブル錠を一度に誤飲してしまわないように、先に1回分の投与量(チュアブル錠1個)を取り出して準備し、残りは箱の中に戻し、必ず遮光して保存して下さい。
03
本剤は犬が喜ぶ風味をつけています。ご褒美を与える要領で、ブリスターから出したチュアブル錠1錠をそのまま食べさせることができます。食べたがらない場合には、好みのフードなどに細かく切って混ぜて与えるようにして下さい。その際には、全ての量が完全に食べられていることを確認して下さい。全量でない場合には、効果が期待できません。
04
投与後は、必ず安静にして経過を観察して下さい。
05
投与後に異常が認められた場合には、必ず獣医師に相談して下さい。
06
本剤の効果持続期間は約1ヶ月(30日)で、それ以上間隔を空けないように毎月の投薬を行って下さい。
わかりやすい!動画でストロングハートプラス・チュアブルをチェック!
フィラリア症は成虫の駆虫剤をつかって治療することもできますが、動物病院での慎重な判断や体調診断が必要な場合が多く、治療よりもまず予防に注力します。発症した場合、放置すると心臓の弁に成虫が絡まり、血管を塞いで心不全を引き起こすケースがあります。最悪の場合急性心不全で死亡します。
フィラリア症とは、犬糸状虫と呼ばれるミクロフィラリアの成虫が犬の心臓に寄生することで発症する呼吸器・循環器・心不全などの総称です。
フィラリアの感染は蚊が中間宿主となることでことで発生します。1. 蚊がフィラリアに感染した犬を吸血し、その際ミクロフィラリアも同時に吸引する。 2. 蚊の体中でミクロフィラリアが感染幼虫に成長する。 3. ミクロフィラリアの感染幼虫を保有した蚊が別の犬を吸血。その刺し傷から「感染幼虫」が犬に侵入。 4. 犬の体内で成虫になり、フィラリア症を引き起こす。ヒトにも感染します。
感染幼虫が人間や動物の体の中に入った後は、6ヶ月程度で心臓まで移動しながら成長し続けます。心臓に到達し成虫になると、やがてメスはミクロフィラリアを生み繁殖します。一方、フィラリアに寄生された心臓は徐々に弱り、最後には寄生された犬や猫は急性心不全などで死んでしまいます。
清潔な環境になったとはいえ、現在でも消化管に寄生する寄生虫は多くフィラリア以外でも寄生虫の脅威を忘れてはいけません。その代表である回虫は、感染能力のある卵が犬や人間の口に入ることで感染します。また、鉤虫は感染幼虫が犬や人間の皮膚を通って感染を起こします。これらの寄生虫は体内を移動して腸まで達し、下痢や血便などの症状を出します。本剤は、この厄介な寄生虫たちをまるごとひっくるめて毎月1回の駆虫で予防するお薬です。
命に関わる病気、犬フィラリア感染症とは?
犬フィラリア感染症は、蚊が媒介する犬糸状虫や犬心臓糸状虫など“犬フィラリア”と呼ばれる寄生虫が、犬の肺動脈や心臓に寄生して発生し、それらの“犬フィラリア”が寄生することで、血液の流れが悪くなり、場合によっては死に至ることもある恐ろしい病気です。
直射日光を避けて保管して下さい。
15-30°Cの気温下で保管して下さい。
小さなお子さまや、犬が触れることがないように十分注意して下さい。
本剤の成分であるイベルメクチンやピランテルにアレルギーがある場合には決して与えないで下さい。
すでに食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの疾患があり、加療中である場合には、必ず獣医師に相談して投薬を検討して下さい。
コリー系犬種には絶対に与えないで下さい。
上記以外の禁忌は獣医師または薬剤師にご確認ください。
本剤を投与することによって、食欲不振、嘔吐、下痢(軟便)痙攣などの副作用の症状がみられることがあります。
すでにフィラリアに感染している犬に投与した場合は、急性犬糸状虫症(大静脈 症候群)、食欲不振、嘔吐、下痢(軟便)、歩様異常などの症状がみられることがあります。副作用が見られた場合は、速やかに獣医師にご相談ください。
執筆者/ 参考資料・出典
フィラリア 【人気No,1】体重23~45kgの大型犬用フィラリア症予防薬。カルドメック同等薬でお得にフィラリア以外の寄生虫、回虫・鉤虫まで予防します。ミート味でワンちゃんのおやつ代わりにもなります。
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