クロミカルム5mg30錠

クロミカルム5mg30錠

 抗うつ薬 

セロトニンの効果を高めることにより、愛犬や愛猫が分離不安を感じて起こす問題行動(吠える、物を破壊する、など)を改善するための抗うつ薬です。

説明

消費期限 2024-02-28
使用対象 犬、猫
対象サイズ 1.25kg〜5kg(犬)、3kg〜(猫)
有効成分 クロミプラミン塩酸塩5mg
症状 分離不安症 、不安症、うつ、ストレス
形状 錠剤
内容量 30錠
保管方法 直射日光を避け、15〜25℃の涼しい乾燥した場所に保管してください。
ブランド Elanco(エランコ)
出荷国 シンガポール / 台湾



クロミカルム5mgのおすすめポイント!
●犬と猫の分離不安治療薬で、体重1.25kg以上5kg未満の犬と3kg以上の猫に使用できます。
●内服薬が嫌いなペットでも内服しやすいミートエキスフレーバーです。
●1箱30錠入りで、2.5kgの犬の場合1ヶ月の治療が可能です。

クロミカルム5mgとは

・飼い主さんが不在の際に過剰に吠えたり、不適切な場所に排泄するなどの分離不安から来る犬や猫の問題行動を改善します。
・飼い主さんの行動パターンやペットへの接触の仕方の改善と併用することによって、治療効果がより早く現れます。
・有効成分はヒトの精神治療薬としても広く使用されているクロミプラミン塩酸塩5mgで、3環系抗うつ薬に分類されています。
・神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンは意欲などに関わる物質で、クロミプラミン塩酸塩はこれらの再取り込みを抑える効果があります。
・脳内はセロトニンやノルアドレナリンの量が増加することにより、意欲が出たり、不安を感じることがなくなります。
・鎮静作用が少ないことから、ペットが行動学習をすることも妨げられません。
・体重が1.25〜2.5kgの犬や猫に対しても投与量が調整しやすいカット線がついています。
・高齢犬の認知症による夜鳴きなどにも効果があります。
・製造元のエランコはアメリカの動物薬専門の製薬会社で、ミルベマイシンなどの寄生虫駆除薬をはじめ、治療薬や療法食など、幅広く手がけているトップブランドです。

動物病院で手に入れる場合

動物病院でクロミカルムの処方を受けるためには、必ず診察が必要になります。
また、過量投与による事故を避けるため、1回に必要最低限の処方となります。
以下に請求される費用の例を示します。

[都内における動物病院の例]

①初診料:1,500円程度(再診の場合:初診料の半額程度)
②クロミカルム1週間分:2,000円程度
合計:4,000円程度
※いずれの場合も病院によって変動します。

クロミカルム5mgのご使用方法

投与量の目安
犬:体重1kg当たりクロミプラミン塩酸塩1〜2mgを1日2回、経口投与。
猫:1頭当たり1/2錠、1日1回を基準に症状に応じて調整。
01
獣医師に指示された量を容器から出し、必要であれば錠剤をカットします。

02
そのまま直接投与するか、フードに混ぜるなどをしてください。

03
必要量を全て飲み込んだことを確認後は、経過をしばらく観察してください。

※錠剤カットにおすすめ>>>ピルカッター(錠剤カッター)

クロミカルム5mgのご使用上の注意

薬剤のみの治療ではなく、必ず行動療法も併用してください。
飼い主さんの行動も全て記録などをして獣医師に報告してください。
分離不安の治療は2〜3ヶ月は必要とされています。
3ヶ月以上の投与は、症状が改善しない場合でもおすすめできません。

オーナーの方への注意事項

錠剤は取り出し後、ふたを確実にしめて保管してください。

ペットへの注意事項

必要量を確実に摂取していることを確認してください。
投与後に嘔吐する場合は、少量のフードと一緒に与えてください。

猫の分離不安ってどんな病気?

・分離不安はペットが飼い主さんから離れたときに不安の症状が出る状態で、猫よりも犬の方がよく知られています。
猫は犬と比較すると独立心が強く、飼い主さんとべったりすることをあまり好まないタイプの子が多く、分離不安に陥りにくいと考えられています。
しかし、猫は飼い主との間に強い絆を形成しており、飼い主さんが不在になると不安になることがあります。
不安は問題行動という症状として現れ、この状態を放置しておくとお互いにとって、一緒に生活することが難しくなります。
症状としては、例えば、世話をしてくれる人が出かけるような素振りをすると、体をすり寄せて来たり、逆に隠れてしまう子がいます。
・トイレ以外の場所に排泄をして家を汚すのは大変迷惑な行動ですが、猫はこうした行動で飼い主が自分を見つけて帰れるように道しるべを残そうとします。
・普段あまり鳴かない子が非常に大きな声で鳴き続けたり、極端なグルーミングを続けて脱毛してしまうこともあります。
・飼い主さんが一番頭を悩ませることは、全く食べなかったり、嘔吐や下痢を繰り返すといった生理的な症状でしょう。
・この病気に陥りやすい猫としてシャム猫などの純血種が挙げられますが、どんな猫でも可能性があります。
・問題行動は飼い主さんが外出しなければ解決しますが、実際には不可能であるため、2つの治療法を試みます。
・1つ目は、おもちゃを与えて気を紛らわす、飼い主さんが帰宅する度にご褒美のおやつを与える、ヒーリングミュージックやDVDを流しておく、などの行動修正です。
・留守番をしていると良いことがある、ということを学習してもらうことがなかなか難しい場合には、2つ目の治療法の薬剤(クロミカルムなど)投与を併用します。
・いずれの治療法も間違った方向に猫の理解を導いてしまわないように、必ず専門家のアドバイスが必要です。
予防法は、小さい頃からある程度の時間は家を空けたり、人の出入りがある、毎日変化がある、ということを示し、突然の状況に適応できるように学習してもらうことです。

保管上の注意

直射日光を避け、15〜25℃の涼しい、乾燥した場所に保管してください。
容器から出さずにそのまま保管してください。

使用禁忌・併用禁忌

以下の場合は使用しないでください。

体重1.25kg未満、あるいは生後6ヶ月未満の犬。
体重3kg未満の猫。
妊娠中、授乳中、繁殖予定の犬や猫。
獣医師が処方した対象の犬や猫以外の動物やヒト。
てんかんの治療を受けている犬や猫。
麻酔効果が増強する可能性があるため、バルビツール酸誘導体や麻酔剤との併用。
他のセロトニン取り込み阻害剤やモノアミンオキシダーゼ阻害剤との併用。

クロミカルム5mgの副作用について

嘔吐、食欲不振、眠気、便秘、下痢、元気消失、散瞳、肝酵素上昇、など。



クロミカルム5mg
クロミカルム5mg30錠

 抗うつ薬  セロトニンの効果を高めることにより、愛犬や愛猫が分離不安を感じて起こす問題行動(吠える、物を破壊する、など)を改善するための抗うつ薬です。

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