腎不全/ カルシトリオール0.25mcg

腎不全/ カルシトリオール0.25mcg

 ポイント 
骨粗鬆症や慢性腎不全、副甲状腺機能低下症など、低カルシウム血症を伴う病気の治療に使用されるビタミンD製剤で、ペットに使用することも可能です。

説明

消費期限 2023-08-31
使用対象 犬、猫
対象サイズ 全サイズ
有効成分 カルシトリオール0.25μg
症状 慢性腎不全、骨粗鬆症
形状 カプセル
内容量 100カプセル/箱
保管方法 直射日光を避けて室温(15℃〜30℃)で保存して下さい。/小さなお子様の手が届かない場所で保管して下さい。
ブランド Abbott Healthcare(アボットヘルスケア)
出荷国 シンガポール / 台湾


 カルシトリオール0.25mcgのおすすめポイント 
・低カルシウム血症が問題となるヒトの病気(骨粗鬆症・慢性腎不全・副甲状腺機能低下症など)の治療で使用されるビタミンD製剤です。
・犬や猫の慢性腎臓病による低カルシウム血症などの治療にも使用することができます。
・ゼラチンコーティングされたソフトカプセルで、ペットでも飲み込みやすいフォームです。

カルシトリオール0.25mcgとは  

・低カルシウム血症が問題となるヒトの病気(骨粗鬆症、慢性腎不全、副甲状腺機能低下症など)の治療で使用されるビタミンD製剤です。
・ゼラチンでコーティングされたソフトカプセルで、高齢なペットでも飲み込みやすい設計になっています。
・有効成分は活性型ビタミンD3(カルシトリオール)で、1カプセルに0.25μg入っています。
・カルシトリオール0.25mcgはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、カルシトリオールは腸管から吸収されます。
・ビタミンDはヒトや動物が日光を浴びて活性化され、肝臓や腎臓の働きで代謝されますが、cは既に活性型ビタミンD3であるカルシトリオールを配合しています。
・腸から本剤が吸収されると、同時にカルシウム吸収も高まって骨の形成を促進し、骨粗鬆症の治療に有効となります。
・高齢犬や高齢猫に多い慢性腎臓病においても、ビタミンDの働きが阻害されてカルシウム低下を引き起こしますが、カルシトリオール0.25mcgで改善します。
・副甲状腺機能低下症は副甲状腺ホルモンの分泌が低下した結果、血中のカルシウム濃度が低下しますが、カルシトリオール0.25mcgで改善します。
・カルシトリオール0.25mcgのメーカーはアボットヘルスケアで、40年の歴史がある人薬を数多く販売している有名なインドの製薬会社です。

■錠剤を分割して服用される際は、下記商品のご利用を推奨いたします。
▶安全度の高い錠剤カッターをご希望の方には、ウルトラピルカッター
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動物病院で手に入れる場合  

・カルシトリオール0.25mcgを動物病院で購入するためには、低カルシウム血症によりカルシトリオール0.25mcgの治療が適切であると診断される必要があります。その際にかかる参考費用を以下に紹介します。

(都内における動物病院の例)

①初診料:1,500円程度
②検査料:5,000円程度(検査項目の数や採血料を必要とする場合によって変動)
③本剤と同等のビタミン剤1週間分 1,000円程度(ペットの大きさにより変動)
合計:8,000円程度

 カルシトリオール0.25mcgのご使用方法  

・投与量の目安は副甲状腺機能低下症の場合、犬・猫1kg当たり0.02μgを1日1回としますが、個体差が大きいため獣医師の指示を厳守して下さい。
・慢性腎臓病における低カルシウム血症の場合、犬・猫1kg当たり0.002μgを1日1回としますが、個体差が大きいため獣医師の指示を厳守して下さい。
・空腹の状態であることを確認して下さい。
01
ブリスターから必要量を取り出します。

02
必要なら獣医師の指示に従って分量を調節して下さい。

03
少量のフードに混ぜるか、そのまま投与して下さい。

04
投与した後はしばらく様子を観察し、異常が見られた場合にはた直ちに獣医師と相談して下さい。

カルシトリオール0.25mcgのご使用上の注意  

・投与開始する前に必ずカルシウムやリンを含んだ血液検査を受けて下さい。
・投与後1、2日程度で効果が現れることが期待されるため、投与後の血液検査が必須になります。
・治療を開始後も獣医師の指示通り、定期的に血液検査を行って下さい。

オーナーの方の注意事項

清潔な手で扱って下さい。

ペットへの注意事項

確実に必要量を全て飲み込んでいることを確認して下さい。

慢性腎臓病ってどんな病気?  

・高齢の犬や猫に特に多いとされている慢性腎臓病は、猫では3割近く、犬では1割近くが一生のうちで発症すると言われています。
・原因は老化現象の一つとして腎臓そのものがダメージを受ける場合と、心臓などに問題があったり、尿石症や感染症などが関係している場合も考えられます。
・飼い主さんが気づくほどの症状が表に出てくるのは、すでに病気がかなり進行してしおり、ダメージを受けた腎臓は元に戻りません。
・腎臓は体内の老廃物を処理して尿として体の外に出す働きがありますが、この病気では、毒素が体内に溜まり、常に尿毒症になるリスクを抱えています。
・代償期として腎臓の半分近くが機能しなくなるまでは老廃物を出す働きを続けていますが、その時期を過ぎると多飲多尿や体重減少などが目立つようになります。
・治療せずに放置しておくと常に体は脱水し、血液を作ったり、体の電解質のバランスをとったり、血圧調整や骨代謝、といった腎臓の機能を失って、やがて死に至ります。
・最初に行う治療として重要なものは、脱水を防ぐための点滴(静脈や皮下を使う)です。
・尿毒症を軽減するためのフードも重要で、腎臓の負担を考慮した良質のタンパク質を使用し、ナトリウムやリンを制限した療法食を投与します。
・高血圧を伴う場合は降圧剤、高リン血症にはリン吸着剤、低カルシウム血症にはカルシトリオール0.25mcgのような活性型ビタミン製剤を使用することもあります。
・末期には貧血が進んで造血ホルモン注射を必要とする場合もあります。
・現在は非常に早い段階からの診断が可能で、毎年健康診断を受け、5歳を過ぎた頃からは腎臓機能の特別検査を項目に加えることが推奨されます。
・早期診断後、療法食を使って腎臓の負担を減らす治療を始めた場合、確実に寿命が延びることが証明されています。

保管上の注意  

室温15〜30℃で保管して下さい。
直射日光や光を避け、暗所で保管して下さい。
小さなお子様の手が届かない場所で保管して下さい。

使用禁忌・併用禁忌  

以下の場合は使用しないでください。

・過去にカルシトリオール0.25mcgと同様の成分で体調不良を経験したことがある場合は使用できません。
・高カルシウム血症になるような病気や既に高カルシウム血症である場合は使用できません。
・妊娠中や授乳中のペットは獣医師に相談して下さい。
・現在服用している薬剤がある場合は獣医師に相談して下さい。

カルシトリオール0.25mcgの副作用  

・嘔吐、下痢、便秘、腹痛、口の乾燥、多飲多尿、元気消失、食欲不振、体重減少、痒み、光線過敏、高カルシウム血症、高血圧、など。
・上記の症状以外でも異常と思われる症状が見られた場合でも、直ちに獣医師に相談して下さい。



カルシトリオール0.25mcg

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