説明
消費期限 | 2022-12-31 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | イマチニブ100mg |
症状 | 肥満細胞腫、消化管間質腫瘍 |
内容量 | 10錠/箱 |
ブランド | Cipla(シプラ) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
・犬の悪性腫瘍の一つである肥満細胞腫の治療に使用される内服薬です。
・グリベック(ノバルティス社)のジェネリック薬で同じ成分イマチニブを100mg含みます。
・副作用が比較的少ない内服薬で治療中の犬にとっても負担が軽減されます。
・犬の皮膚などにできる肥満細胞腫の治療薬として期待されているお薬です。
・人の慢性骨髄性白血病などの治療に使用されている人薬です。
・本剤はノバルティス社製造のグリベックのジェネリック薬です。
・ジェネリック薬を使用することで治療代も抑えることができます。
・本剤は分子標的治療薬と呼ばれており、腫瘍細胞の異常なタンパクの働きを選択的に阻害する抗がん剤です。
・本剤はチロシンキナーゼ阻害剤という抗がん剤の1つです。
・本剤の有効成分はイマチニブ100mgです。
・この成分は腫瘍細胞のBcr-Ablというタンパク質の働きをブロックして細胞の増殖を抑えます。
・従来の抗がん剤よりも副作用が少なく、一般的に犬への負担がかなり抑えられます。
・人の消化管間質腫瘍(消化管の壁にできる腫瘍)治療にも使用されており、犬に対しても治療効果が期待されています。
・投与量の目安は10mg/kgを1日1回としますが症状と治療法で変動します。
・全ての肥満細胞腫に100パーセント効果があるわけではありません。
・製造元のシプラはジェネリック薬で世界的に有名なインドの製薬会社です。
本剤を入手するためには必ず腫瘍の診断を受けなければなりません。診断に際して発生する料金を含めた費用の目安を以下に紹介します。
(都内の一般的な病院での例)
初診料 1,500円前後
検査料 10,000円以上(血液検査、レントゲン、細胞診、エコー、などが考えられ、検査の種類や数により料金の変動は大きい)
本剤7日分 5,000円以上(薬の用量などで大きく変動)
合計最低でも20,000円
本剤は獣医師の指導の下で使用お薬のため、飼い主さんの判断で投与開始はできません。
使用前には必ず血液検査などを行って下さい。
01
箱からブリスターを出して破損の有無を確認して下さい。
02
必要量をブリスターから出して準備して下さい。
03
本剤はそのまま与えるか、フードに混ぜる、トリーツに混ぜるなどをして下さい。
04
投与後はしばらく様子を観察し、異常が見られた場合には直ちに獣医師に相談して下さい。
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獣医師から指示された量を厳守して下さい。
小さなお子様がいる場合は特に誤飲に気をつけて下さい。
必ず必要量を全量摂取していることを確認して下さい。
- 肥満細胞腫は肥満細胞という細胞が原因の悪性腫瘍です。
- 肥満細胞はアレルギーや炎症反応に関係する血球系の免疫細胞で、ヒスタミンなどを生産します。
- 大抵、犬や猫の皮膚表面にこぶのようなものができて飼い主さんが気づいて検査に連れてくることが多いです。
- 脾臓や肝臓、骨髄、腸、といった場所にもできる可能性があります。
- 好発犬種はボクサー、パグ、ボストンテリア、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、ワイマラナー、ビーグル、チャイニーズ・シャーペイ、などが挙げられます。
- 犬は体幹部や四肢、会陰、などにできることが多いです。
- 好発猫種はサイアミーズで、首は頭にできることが多いです。
- 診断は患部に針を刺して細胞を採取し顕微鏡で実際に診て行います。
- 放置すると大きくなったり、ヒスタミンやヘパリンの放出から赤く腫れたり、潰瘍ができて出血をしたり、胃腸の調子が悪くなったり、悪性度が高い場合は転移することもあります。
- 治療は診断がついた時点でどの程度の大きさであるか、また転移があるのかを考慮し、できる範囲で外科的に切除します。
- 外科的な治療が難しい場合は放射線療法や本剤のような抗がん剤などを使用します。
- 予後は診断がついた時点での状態により変わります。
- 予防法は定期的に動物病院で健康診断を受けることが何よりも効果的で、早期発見に繋がります。
以前に本剤と同じ成分で体調を崩したことがある場合は使用できません。
妊娠中、授乳中の犬には投与できません。
嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失、発熱、湿疹、かゆみ、貧血、出血しやすい、呼吸速迫、など。
上記以外でも異常と思われる症状が見られた場合には直ちに獣医師に相談して下さい。
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