説明
消費期限 | 2023-02-28 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 3.0kg以上 (生後12ヶ月以降) |
有効成分 | オクラシチニブマレイン酸塩3.6mg |
症状 | アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎による痒み |
形状 | 錠剤 |
内容量 | 20錠/箱 |
ブランド | Zoetis(ゾエティス) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●投薬から最短4時間で素早い効果を発揮します。
●安全性が高く、長期使用が可能な治療薬です。
日本ではアポキル錠と言う商品名で販売されている犬用の内服薬です。(名前が違うだけで同一の薬剤です)
有効成分のオクラシチニブ3.6mgには、痒みの原因物質が細胞内で伝わっていくのをブロックする働きがあります。
従来のアレルギー治療で広く使われているステロイド剤同様、素早く効果(使用後最短4時間)が出る上に、安全性が非常に高いという特徴があります。
ステロイド剤に抵抗のある飼い主さんにとっても安心です。
痒みを抑えることで、舐めたり引っ掻いたりした結果起こる炎症、出血など二次的症状も防ぐことができます。
遺伝性のアトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が弱っている状態で、人間でも非常に多くの方が悩む病気です。
犬の場合、生活環境にあるアレルギー原因物質(ハウスダスト、花粉、カビ、など)を鼻や皮膚などから取り入れることで、大抵1歳~3歳頃に発症します。
初めは皮膚の赤み・かゆみなど一時的な症状でも、徐々に慢性化する傾向にあります。悪化すると症状は全身に広がり、脱毛症状、色素沈着、肥厚(皮膚が分厚くなって、硬く感じる)が発生する可能性があるため、早期治療が重要です。
またほとんどの場合、二次感染により細菌性皮膚炎、マラセチア性皮膚炎(酵母菌の仲間)、慢性的な外耳炎や結膜炎などの症状が出るため、さらなる対策が必要になります。本薬で痒みをコントロールすることで、このような症状の対策にも繋がります。
ノミ、食物、接触性、環境など、様々な種類があるアレルギー性皮膚炎ですが、全てに必ずアレルギーの原因物質が存在しています。
アレルギーの治療はアレルギーの原因物質を取り除く必要があり、本薬の治療のみでは不十分です。感染症の管理、アレルゲン除去、食事コントロール、外用ローション使用などのケアが必要になるので、獣医師に相談しながら生活環境の見直しを継続しましょう。
動物病院の場合、アトピー・アレルギー性皮膚炎の診断結果を元に処方されます。
アレルギー検査や皮膚検査には病院内で実施可能なもの、不可能なものがありますが、不可能なものは外部の検査機関を利用するため、費用は高額になります。
<都内動物病院の参考費用>
初診料・再診料…~2,000円
院内検査…3,000円〜(実施する検査の内容で費用は大きく変わります。)
院外検査…5,000円〜(採血料も発生する可能性があります。)
薬剤1錠…500円〜
診察・検査のみで10,000円以上見ておきましょう。
初めて投与する場合には 1日2回の服用が必要です。その後、症状の状態によりますが、最長2週間までは 1日2回の投与が可能です。
それ以上痒みの症状がある場合などは、1日1回を限度として継続することができますが、1年を超えることはできません。
アトピー・アレルギー性皮膚炎以外が原因の痒みである場合、治療方法が異なります。誤った判断で投薬すると症状が悪化することがありますので、必ず獣医師の指示に従ってください。
01
事前に必要な錠剤のみを取り出し、分割する必要があれば準備をしておきます。
02
錠剤をそのまま与えるか、フードに混ぜて全量を食べさせます。
03
投与した後は、嘔吐などの異変がないか経過を観察してください。
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本剤はオクラシチニブが3.6mg含まれています。
体重1kgにつき、オクラシチニブが 0.4〜0.6mg必要とされています。便宜上、1/2錠や1錠、といった形で与えることが飼い主さんには負担にならないため、次のような基準で投与する必要があります。
内容量の違う3種類(3.6mg, 5.4mg, 16mg)のお薬があります。ペットの体重に合わせてお選びください。
1日2回、経口投与してください。
体重の変動があるため、投与量の調節は獣医師の指示に必ず従って下さい。
ワクチン、寄生虫駆除薬、抗生物質などの併用は安全性が確認されていますが、併用する際は必ず獣医師に本剤を服用している旨を報告してください。
指示された量や回数、期間などを絶対に間違えないように投与してください。
投与した後は、手洗いを行ってください。
フードに混ぜて与えた場合には、必ず錠剤を飲み込んでいることを確認して下さい。
投与した後に異常が見られた場合には、早急に獣医師に相談して下さい。
本剤には免疫力を下げる作用があるため、投与開始から常に皮膚の状態を観察して、二次感染などの問題が起こらないように診察は定期的に受けるようにして下さい。
ワクチンや寄生虫の駆除薬、抗生物質などを同時に使用しても、基本的に問題はありませんが、ワクチン時などには獣医師に本剤服用中であることは伝えて下さい。
本薬は免疫抑制剤(例:ステロイド、サイクロスポリン)との併用はお勧めできません。
生後12ヶ月未満の犬には使用できません。
体重3.0kg未満の犬には使用できません。
本剤は免疫力を低下させるため、重度の感染症がある犬には使用できません。
本薬は若干の免疫抑制作用があります。既に何らかの感染症にかかっていると症状を悪化させる可能性があるため、特に初めての投与は慎重に行う必要があります。
本薬の使用後、何らかの二次感染症が見られることがあります。犬の皮膚の状態などを常に注意深くチェックするようにしましょう。
保管上の注意
室温15℃~40℃(20〜25℃推奨)で、外箱の中に保管してください。
シートから出したものは、3日以内で使い切ってください。
アトピー性皮膚炎 日本では「アポキル錠」という別名で販売されている内服薬です。アトピー・アレルギー性皮膚炎によるかゆみを素早く鎮めます。安全性が高く長期使用が可能で、かゆみに悩む犬の心強い味方です。
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