説明
アドボケート中型犬用のおすすめポイント!
・月に1回背中に垂らすだけの、簡単フィラリア予防薬!
・フィラリア以外にもノミ・回虫・鉤虫・鞭虫・ミミヒゼンダニ等の駆虫・予防などにも!
・1本に2種類の有効成分配合!
アドボケート中型犬用とは
・「アドボケート中型犬用」は、犬の背中に垂らして使う寄生虫予防薬です。体重10~25kgの中型犬用のお薬で、規定の体重であれば生後7週間から使用が可能です。
・本薬は1回の使用で、1ヶ月間確実に駆虫・予防できます。
・アドボケートの有効成分はイミダクロプリドとモキシデクチンです。有効成分「イミダクロプリド」は皮膚にある皮脂腺を伝わって全身に広がります。この成分が体に寄生しているノミや幼虫に触れると、死滅させることができます。
もう一つの有効成分「モキシデクチン」は皮膚から体の中に吸収され、血管に入って全身に広がります。これにより、フィラリア幼・虫、回虫(幼虫・成虫)、鉤虫(幼虫・成虫)、鞭虫、ミミヒゼンダニなどが駆除されます。
<アドボケートの効果>
・ノミ・・・投与後3-5分でノミの吸血を阻止し、アドボケートがゆきわたった幼虫・成虫は20分以内に駆除します。ノミのサイクルを遮断します。
・フィラリア・・・有効成分モキシデクチンが血管内に浸透し、感染を予防します。蚊の発生1ヶ月前から投与する必要があります。
・胃腸虫・・・回虫・鉤虫の成虫・幼虫・未成熟成虫を100%駆除します。条虫は駆除できません。
・耳ダニ・・・1回の投与でほぼ駆除します。毎月の投与で感染を予防します。
・ニキビダニ・・・2~4ヶ月投与を続けると効果が得られます。
・疥癬(ヒゼンダニ)・・・1回の投与で100%駆除します。
<お薬で予防できる病気・寄生虫について>
・フィラリア・・・蚊を媒介して移る寄生虫です。蚊がフィラリア感染犬を刺したあとに新たな犬を刺すことで、フィラリアの幼虫が移っていきます。皮膚から入ったフィラリアの幼虫は犬の体内で移動していき、半年ほどで心臓に到達します。
その後成虫に育つと、心臓で寄生を続けて犬を弱らせ、重大な健康被害を引き起こします。本薬で早期に幼虫を駆除し、感染を防ぐことが重要です。
・ノミ・・・外部寄生虫(体の表面に寄生する虫)です。ノミの唾液成分に過敏に反応する「ノミアレルギー」を発症すると、皮膚の発疹・脱毛・ひどいかゆみ等の症状が出ます。また、犬がノミを食べることで、ノミの体内にいる瓜実条虫の幼虫も体内に取り込まれてしまいます。
寒い時期でも、暖かい室内ではノミが十分に活動を続けることができます。冬でも油断せずに1年を通して、毎月ノミの駆除・予防を行う必要があります。
・ミミヒゼンダニ・・・既に感染している犬との接触で移る、非常に小さな外部寄生虫です。犬の耳垢等をエサにするため、耳の中に寄生します。黒色の乾いた耳垢・耳のかゆみが特徴的です。本薬なら、背中に滴下した成分が体の内側から耳の中まで効果を発揮するので、簡単に対策することができます。
・回虫・・・感染犬の糞便から排出される回虫の卵が口の中に入り成熟することで、感染が広がる寄生虫です。子犬に感染した場合、入院が必要なほど弱ってしまうことがあります。成犬には特別な自覚症状が現れないため、気づかないうちに病気を広めてしまいます。また、人間も犬の回虫に感染することがあります。
・鉤虫・鞭虫・・・どちらも犬の消化管内に棲みつく寄生虫で、吸血することで栄養を採っています。血便や貧血を引き起こし、犬を弱らせます。鉤虫は皮膚をつたって、もしくは口から体内に入り込んで感染します。鞭虫は、口から成熟した虫卵を食べてしまうことで感染します。
また、いずれも人間に感染する可能性があります。本薬の使用で、直ちに駆虫することができます。
アドボケート中型犬用のご使用方法
本薬の対象は体重10kg〜25kgです。この範囲の体重であることを確認しておきましょう。
コリー系統の犬に対しては特に慎重に使用する必要があります。獣医師の指導のもと投与してください。
ピペットタイプのご使用方法はこちら ピペットタイプ駆除剤使用法
・子犬・超小型犬 体重4kg未満・・・0.40mLピペット1個全量
・小型犬 体重4-10kg・・・1.0mLピペット1個全量
・中型犬 体重10-25kg・・・2.5mLピペット1個全量
・大型犬 体重25-40kg・・・4.0mLピペット1個全量
・超大型犬 体重40kg以上・・・大型犬用ピペット2個全量
01
使用するピペット1本だけを取り出しておきます。
02
投与する部位(背中の肩甲骨の間)の皮膚に異常がないことを確認したら、皮膚が見えるように毛をかき分けます。
03
キャップを外し、キャップの反対側で滴下口を開けます。
04
ピペットを2本の指で挟んで、皮膚に密着させた状態で何度か押しつぶすようにして薬液を滴下します。(全部使い切ってください。)
05
使用後はペットに触れないでください。他にペットがいる場合は離して様子を観察し、舐めさせないようにしてください。
06
使用して90分後からシャンプーができます。1ヶ月間に2回までのシャンプーであれば、効果は減少しません。
07
異常を発見した場合は獣医師に相談してください
わかりやすい!動画でアドボケート をチェック!
動物病院で手に入れる場合
蚊が飛んでいる地域では、季節を問わず1年を通してフィラリア予防をすることが推奨されています。(American Heartworm Society 推奨)
動物病院で予防薬を購入する場合には、必ず感染の有無を調べる必要があります。フィラリア検査を含めた予防薬購入の費用は、以下を参考にしてください。
<都内の個人病院の場合>
初診料(再診料):~2,000円
検査費用:2,000円~
フィラリア予防薬1本:2,000円~(予防薬の種類や費用は病院により異なる)
合計:6,000円~
アドボケート中型犬用のご使用上の注意
必ず血液検査にてフィラリア感染の無いことを確認した上で与えてください。
フィラリアに感染したペットに投与すると、ショックを起こしたり死亡する事があります。
オーナーの方への注意事項
背中に滴下する前後と処置の間は、喫煙や飲食を控えてください。
本薬に触れてしまった場合は、石鹸と水で洗浄してください。
ペットへの注意事項
毛が濡れている場合は使用できません。
薬剤を舐めないように気をつけてください。
他にペットがいる場合は必ずそばから離し、舐めさせないようにしてください。
保管上の注意
小児の手が届かない場所に保管してください。
ペットや人間の食品、医薬品、などのそばには保管しないでください。
直射日光や湿気を避けて、涼しい場所に保管してください。
使用禁忌・併用禁忌
本薬はイミダクロプリド、モキシデクチンを使用しています。これらの薬剤に過敏症がある場合は使用しないでください。
健常犬以外には使用しないでください。フィラリアにかかっている犬に使用すると死亡する可能性があるため、必ず事前に検査をしてください。休薬していた場合も同様です。
皮膚病等がある場合は使用しないでください。
副作用
投与直後に投与部位を舐めた場合、まれに運動失調,異常呼吸など一過性の神経徴候が生じることがありますので舐めさせないようご注意ください。
本剤の投与により、ときに流涎、まれに嘔吐が見られることがあります。
本剤はごくまれに投与部位に刺激を引き起こし、無関心状態、興奮、食欲不振など一過性の行動変化が起こることがあります。
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