アジソン病 パーコーテンV 注射液4ml

アジソン病 パーコーテンV 注射液4ml

アジソン病(原発性副腎皮質機能低下症)の愛犬専用の注射薬で、効果が約1ヶ月持続するタイプの鉱質コルチコイドです。

説明

消費期限 2024-08-31
使用対象
対象サイズ 全サイズ
有効成分 デオキシコルトン・ピバレート25mg/ml
症状 アジソン病
形状 液体
内容量 4ml
保管方法 直射日光や光を避け、室温15〜30℃の暗所で保管して下さい。/ 小さなお子様の手が届かない場所で保管して下さい。
ブランド Elanco(エランコ)
出荷国 シンガポール / 台湾



 パーコーテンV 注射液4mlのおすすめポイント 
・アジソン病(原発性副腎皮質機能低下症)の犬のための注射薬で、投薬の煩わしさを軽減します。
・効果が長期持続する鉱質コルチコイドで、21〜30日に一度の筋肉注射で治療が可能です。
・犬のアジソン病治療薬としてアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を最初に受けた安全で効果の高いお薬です。

パーコーテンV 注射液4mlとは  

・パーコーテン注射液4mlはアジソン病(原発性副腎皮質機能低下症)の犬専用に開発された注射薬です。
・パーコーテン注射液4mlの有効成分はデオキシコルトン・ピバレートで、1ml当たり25mg含有です。
・デオキシコルトン・ピバレートは副腎皮質から分泌される鉱質コルチコイドのアナログ(類似した物質)です。
・これによりアジソン病で副腎皮質から分泌されない鉱質コルチコイドを補うことが可能です。
・作用は鉱質コルチコイドと同様で、腎臓の尿細管においてナトリウムの吸収速度を増加します。
・腎臓においてカリウムの排泄を促進する効果があり、アジソン病の症状である高カリウム血症を改善します。
・細胞外液量を調節して血液量と心拍出量を増加させ、アジソン病で問題となる低血圧を防ぎます。
・パーコーテン注射液4mlに対する反応が良い犬の場合、投与後14日目に電解質(ナトリウムとカリウム)は正常値(あるいはわずかに低ナトリウム血症、高カリウム血症)であることが多いです。
・製造元は動物薬の世界トップクラス、アメリカのエランコ(ノバルティス・ファーマ)です。

■錠剤を分割して服用される際は、下記商品のご利用を推奨いたします。
▶安全度の高い錠剤カッターをご希望の方には、ウルトラピルカッター
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動物病院で手に入れる場合  

・基本的にパーコーテン注射液4mlを動物病院で購入することはできません。
・獣医師が処方して飼い主さんに痛みを伴う筋肉注射処置をお願いすることは絶対にありません。
・以下にアジソン病と診断され、病院で筋肉注射を受けた場合の参考料金を示します。

(都内の動物病院で本剤による治療を受けた場合の料金)

①初診料:1,500円程度
②検査料:10,000円以上(アジソン病の診断は複雑で、外の検査機関に検体を送り、当日には診断はできない場合が多い)
③パーコーテン注射液4mlの筋肉注射:5,000円/1回分 (犬の大きさによって1バイアル4mlで注射できる回数が大きく異なります)
④再診料:1,000円程度
合計:20,000円程度

パーコーテンV 注射液4mlのご使用方法  

・投与量は開始時、25日ごとに犬1kg当たり2.2mgを投与し、獣医師の指示に従ってナトリウムとカリウムの数値を確認します。
・多くの犬は体重1kg当たり1.7〜2.2mg(約0.08ml)を21〜30日に一度筋肉注射することで維持が可能です。
・パーコーテン注射液4mlは鉱質コルチコイドのみを補うため、糖質コルチコイド(投与量の目安は1日1回0.2〜0.4mg)を補う必要があります。
・ご使用前はバイアルをよく振って下さい。
01
必要量をシリンジに用意して下さい。

02
犬の大腿部の筋肉、あるいは腰部などの筋肉に注射して下さい。

03
注射後はしばらく様子を観察して下さい。

パーコーテンV 注射液4mlのご使用上の注意  

・筋肉注射となりますので、必ずかかりつけの獣医師に相談し、適切な指示・監視下で投与して下さい。
・バイアルの口、注射部位は清潔に保って下さい。
・投与の際は確実に筋肉に注射して下さい。
・4ヶ月以内に使い切って下さい。

オーナーの方の注意事項

筋肉注射は非常に痛がる可能性が高いため、犬を保定する際に犬に噛みつかれることがないように注意して下さい。

ペットへの注意事項

次の注射の日までペットの観察をしっかりと続け、異常が見られた場合は直ちに獣医師に相談して下さい。
特に本剤以外の薬剤(糖質コルチコイド)不足による体調不良に注意して下さい。

犬のアジソン病ってどんな病気?  

・犬のアジソン病は左右の腎臓のそばにある副腎の病気で、原発性副腎皮質機能低下症とも呼ばれています。
・副腎は体の維持に欠かせないアルドステロン(鉱質コルチコイド)とコルチゾル(糖質コルチコイド)という副腎皮質ホルモンを産生します。
・鉱質コルチコイドと糖質コルチコイド、あるいはどちらかが十分に分泌できない病気で、医師アジソンによって発見されました。
どの年齢の犬でも発症する可能性がありますが、特に中年以降のメス犬に多く発症します。
・好発犬種は、エアデール・テリア、ロットワイラー、グレート・デーン、バセット・ハウンド、スタンダード・プードル、セント・バーナード、ウエストハイランド・ホワイトテリア、などが挙げられます。
・好発犬種が多いことから原因は遺伝的なものが考えられますが、不明な部分が多いです。
・症状は、食欲不振や廃絶、元気消失や鬱、震える、多飲多尿、痩せてくる、脱毛、下痢、低体温、脱水、脈拍が弱い、などが挙げられます。
・診断にはACTH(副腎皮質刺激ホルモン)刺激試験という特別な血液検査が必要で、これによって副腎皮質ホルモンの分泌を確認します。
・放置したり、ストレスがかかった状態では副腎クリーゼといった糖質コルチコイド不足による緊急事態に陥って最悪は死に至ることもあります。
・治療は不足している副腎皮質ホルモン(パーコーテン注射液4mlであれば鉱質コルチコイド)を一生補うことが必要です。
・脱水を防ぎ電解質のバランスを整えるために点滴が必要になることもあります。
・予防は不可能であり、全ての病気と同様に普段から最低1年に一度は動物病院で健康診断を行い、病気の早期発見に繋げることが重要です。

保管上の注意  

室温15〜30℃で保管して下さい。
直射日光や光を避け、暗所で保管して下さい。
小さなお子様の手が届かない場所で保管して下さい。

使用禁忌・併用禁忌  

以下の場合は使用しないでください

以前にパーコーテン注射液4mlと同じ有効成分や類似した成分で異常が現れたことがある場合。
妊娠中、授乳中の犬の場合。
鬱血性心不全の犬の場合。
重篤な腎臓病、浮腫がある犬の場合。

パーコーテンV 注射液4mlの副作用  

食欲不振、嘔吐、多飲、多尿、元気消失、など。
投与量を調節することでこれらの症状が消えることがありますが、いかなる異常が現れた場合も、直ちに獣医師に相談して下さい。



パーコーテンV 注射液4ml

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