説明
消費期限 | 2023-09-30 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 2kg以上 (生後6ヶ月以降) |
有効成分 | シクロスポリン50mg |
症状 | アレルギー性皮膚炎、炎症性腸疾患、免疫介在性血小板減少症 |
形状 | カプセル |
内容量 | 30カプセル/箱 |
保管方法 | 30℃以下の湿気の無い場所で保管。ただし冷蔵保管しないこと。 |
ブランド | Sava Vet(サヴァ・ヴェット) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
●高額な免疫抑制剤も、ジェネリックなら継続しやすいお手頃価格!
●アレルギー性皮膚炎だけでなく、免疫疾患系の様々な症状に有効!
<有効成分・効果>
「アイチュミューン」は有効成分「シクロスポリン」を含有する免疫抑制剤です。
「シクロスポリン」は土壌のカビから発見された抗生物質のうちの1つです。
本薬はアレルギー性皮膚炎のかゆみ症状や、炎症性腸疾患(IBD)、免疫介在性血小板減少症など、免疫が関与する様々な病気の治療に使われます。
免疫調整作用に直接働きかけたり、免疫細胞に”これが敵です”と過剰に知らせる機能を阻害したりすることで症状をしずめます。
過剰な免疫反応を抑えてくれる反面、病原微生物に対する免疫機能も低下させてしまい、感染症にかかりやすくなるので、使用には注意が必要です。
<アレルギー性皮膚炎の治療とは>
免疫抑制療法(ステロイドやシクロスポリン製剤を使用する方法)
減感作療法(アレルゲンを特定できる場合、アレルゲンを少しずつ体内に接種することで免疫の反応を緩やかにしていく方法)
低アレルゲン食(食物に対してアレルゲンがある場合の方法)を組み合わせて進めていきます。
ステロイド剤はとてもよく効くお薬ですが、長期間継続すると副作用が出てしまうことがあるので、その代替として比較的副作用の少ない「シクロスポリン」を含む免疫抑制剤が使用されています。
本薬は効果が出るまでに4~8週間かかります。効果が出るまでは毎日投与し、かゆみの改善が見られてきたら2日に1回、3日に1回の投与に変えていきます。
アレルギー性皮膚炎はハウスダストマイトや花粉、カビなど、日常生活中で普通に存在するアレルゲンが原因となっています。先発薬である「アトピカ」も含め、あくまでも症状を抑えるお薬ですので、一生涯にわたって治療が必要な病気ととらえて、基本的には継続して飲み続けることが重要です。
アイチュミューンは皮膚などの治療で使われるアトピカのジェネリック薬品です。成分はシクロスポリンです。
シクロスポリンは1970年に真菌が産生する環状ポリペプチド抗生物質の一つで11個のアミノ酸からなります。
カルシウムニューリンの脱リン酸化酵素活性阻害を介して免疫細胞であるT細胞の活性化を抑制しするカルシニューリン阻害薬に属しています。
シクロスポリンは免疫抑制作用があるので炎症を抑える効果があります。人間でも免疫抑制剤として使用されています。
動物ではアレルギー性皮膚炎などで使用することが多く、それ以外では自己免疫疾患や眼科で使用こともあります。
プレドニゾロンなどのステロイド薬を必要とする疾患ではステロイドの高用量での使用や長期的な使用で副作用が強く出てしまうことがあります。そのためシクロスポリンはステロイドを減らす目的で用いることが多いです。しかし短期間で効果がみられるステロイドに対してシクロスポリンは効果がみられるまで時間がかかります。
投薬後2週間から4週間を目安に症状の改善が期待できます。そのため単独で使用するよりもプレドニゾロンなど他のお薬との併用でより早く効果を確認することができます。
細菌や真菌(カビ)感染が原因の皮膚炎の場合は、本剤の投与でかゆみが悪化することがあります。
開始する前に必ず獣医師の指示を受けるようにしてください。また、症状が悪化したときや、量・投与のタイミングを変えるときも、獣医師に相談することをおすすめします。
<動物病院で処方を受ける場合>
初診料:1,000円〜1,500円程度(もしくはその半額程度の再診料)
血液検査:2,000円〜3,000円程度
免疫抑制剤:病院や期間によります
抗生剤:最低でも20,000~40,000円程度
免疫抑制剤は医薬品の中でも高額な薬品であるため、経済的な負担が大きいお薬です。
■犬の体重別(体重1kgあたり5mgを基準に計算します。)
アイチュミューン50mg 30カプセルは1カプセル50mgになります。
【4kg以上~8kg未満】:25mg
【8kg以上~15kg未満】:50mg
【15kg以上~29kg未満】:100mg
【29kg以上~36kg未満】:150mg
【36kg以上~55kg未満】:200mg
1日に1回上記の体重に合ったお薬を投与します。
経口で、食前1時間前もしくは食後2時間後に与えましょう。
アトピー性皮膚炎が改善されたら1日おきに使用するようにしてください。
アトピーの兆候が軽減されてきた場合には、 3~4日間おきに与えるようにしてもいいでしょう。
また、使い始めから8週間継続しても効果が無い場合は、使用を中止し、獣医師にご相談ください。 ※症状により投与量は変わる事がありますので、ご使用前に必ず獣医師にご相談ください。
本薬は空腹時の投与を推奨されています。普段の食事に混ぜて与えると薬剤の血中濃度が一定せず、しっかり効果が出ない場合があるので、食事後2時間以上経過後に与えるようにしましょう。
01
事前に体重を確認しておきます。8kg~15kgの犬に対し、本薬を1錠与えてください。
02
錠剤を口元に持っていって食べさせます。食べたがらない場合は、少量のエサに小さく切って混ぜて与えます。
03
本薬は投与後の誤飲を防ぐため、必ずすぐにしまうようにしてください。
04
投与後は安静にし、数時間は経過を観察してください。
わかりやすい!動画でアイチュミューンをチェック!
投薬に関しては獣医師の指示に従ってください。
6カ月齢未満、体重2Kg未満の犬にはご使用しないでください。
妊娠中、授乳中の母犬には投薬しないで下さい。
投薬期間中にワクチンは避けてください。
ワクチンをする場合、投薬期間から前後2週間以上あけてください。
人が誤って飲み込んでしまった場合、悪心や嘔吐、頭痛、頻脈、血圧上昇、腎機能の低下等の症状が出る場合があります。ただちに医療機関を受診してください。
過去にシクロスポリン過敏症と診断された方は触らないようにしてください。
マウスやラットなどの齧歯類を用いた実験では筋肉の痙攣や虚弱、歯の異常が認められています。
犬や猫に使用された例では下痢や軟便などの副作用が報告されています。
消化器の副作用は継続することで改善するとされていますが、念のため獣医師の診察を受けることをおすすめします。
小児の手の届かない場所に保管してください。
外箱に入れて保存し、直射日光と高温は避けてください。
30℃以下の湿気の無い場所で保管してください。ただし冷蔵保管しないでください。
悪性腫瘍(ガン)を持っている、もしくはその疑いがある犬には使用しないでください。病状を悪化させる可能性があります。
肝障害のある犬に投薬すると、代謝が遅くなりお薬の排出が滞る可能性がありますので、使用する前に肝臓のモニタリングを実施してください。
ワクチンを接種する際は、時期について獣医師の指示を仰いでください。
抗生剤、抗てんかん薬、胃腸機能調整薬、利尿薬と併用する際は必ず獣医師にご相談ください。
ジギタリス(強心剤)は併用しないでください。ジギタリス中毒になる可能性があります。
グルコースの代謝に影響を及ぼす可能性があるので、糖尿病の犬には投薬しないでください。
アイチュミューンは免疫を調整するお薬なので、与える量を間違えると病原微生物に感染しやすくなるなどの副作用がみられる可能性が高くなるのでご注意ください。
マウスやラットなどを用いた実験では、筋肉の痙攣や虚弱、歯の異常が報告されています。また、犬や猫に使用された例では、下痢や軟便などの副作用が報告されています。
これらの消化器の副作用は時間とともに改善すると言われていますが、症状が現れた場合は、念のため獣医師の診察を受けてください。
アトピー性皮膚炎 アレルギー性皮膚炎の辛いかゆみの症状を大幅に軽減するお薬です。高額な薬品である免疫抑制剤も、こちらのジェネリックならお手頃価格で購入できます。
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