説明
消費期限 | 2024-02-28 |
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使用対象 | 犬 |
対象サイズ | 全サイズ |
有効成分 | トリロスタン 30mg |
症状 | クッシング症候群 |
形状 | カプセル |
内容量 | 30カプセル |
保管方法 | 箱から出さずに高温を避け、15〜30℃の室温で保管して下さい。 |
ブランド | Dechra(デクラ) |
出荷国 | シンガポール / 台湾 |
・脳下垂体や副腎皮質の腫瘍が原因の副腎皮質機能亢進症の症状にも有効です。
・FDA(アメリカ食品医薬品局)が唯一認可している犬専用の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)治療薬です。
・多飲多尿や腹部膨満(お腹のふくれ)などの症状は、投与開始から最短2週間で明らかな改善が見られます。
・副腎皮質機能亢進症に多い合併症の糖尿病症状も改善され、犬の生活の質が向上します。
・2種類の副腎皮質機能亢進症(脳下垂体の腫瘍が原因の場合と副腎皮質の腫瘍が原因の場合)に効果があります。
・カプセルタイプの内服薬で、薬が崩れることなく正確な量を投薬できます。
・1日1回の投与で30日治療が可能な30カプセル入りです。
・有効成分はトリロスタン(1カプセル30mg含有)です。
・トリロスタンは副腎皮質ホルモンの合成に必要な3ß-ヒドロキシステロイド脱水素酵素を選択的かつ可逆的に阻害します。
・副腎皮質ホルモン(コルチゾル)の分泌が抑制されて症状が徐々に改善していきます。
・副腎皮質ホルモンの一種であるアルドステロンにも効果があり、ナトリウムやカリウムの調節もできます。
動物薬生産トップクラスのデクラ社(インド)の製品で、世界中で処方されています。
ベトリル30mgは犬専用の副腎機能亢進症治療薬であるため、必ず獣医師の診断を受けて処方されなければ手に入りません。
以下に診断を受けて処方される場合の参考料金を示します。
①初診料:1,500円程度
②検査料:10,000円以上(副腎皮質機能亢進症の診断には特別な検査が必要、検査項目によって料金は大きく変動)
③ベトリル30mgと同等の内服薬1週間分:2,500円程度(犬の大きさや病院により変動)
合計:15,000円以上
投与の際には薬の効果を高めるため、少量のフードを用意します。
投与量は症状により個体差があるため、獣医師が指示した量を厳守してください。
01
手袋を着用してからカプセルを必要なだけ取り出します。
02
少量のフードを用意して、カプセルと一緒に与えます。
03
投与後は必ず様子を観察し、異常が現れた場合は早急に受診してください。
投薬は朝行ってください。
投与量を間違えると重篤な副作用が現れることがあるため、獣医師の指示した量を厳守してくだい。
ベトリル30mgでの治療は症状に応じて量を調節する必要があるため、獣医師の指示した段階で必ず血液検査を実施してください。
投与開始から犬の症状の変化をしっかりと観察し、異常が現れた際には直ちに獣医師に相談してください。
投薬する際は手袋を着用してください。
カプセルは開いたりせず、用量調節は異なる量のベトリルを使用してください。
必要量を全て飲み込んでいることを確認してください。
・副腎皮質機能亢進症は副腎皮質からコルチゾルというホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。
・このホルモンはストレスに対して反応して分泌されるもので、正常に分泌されていれば体重や血糖値を適切に維持したり、炎症やアレルギー、感染症に対しても作用します。
・一方、過剰に分泌されてしまうと、喉が乾いてたくさんの水を飲んだり(多飲多尿)、皮膚の色素沈着、薄くなる、呼吸が速い、食欲亢進、お腹が膨れる、など、多様な症状が出ます。
・合併症として糖尿病や高血圧、皮膚炎、中には尿石症になりやすい場合もあります。
・好発犬種はダックスフンド、ボクサー、プードル、ヨークシャーテリア、ジャーマン・シェパード、などが挙げられますが全ての犬種で発症する可能性があります。
・中高年の時期にさしかかったメスに比較的多いと言われていますが、決してオスが発症しないわけではありません。
・脳にある下垂体に腫瘍ができることにより、副腎皮質にコルチゾルを出させるホルモン(副腎皮質刺激ホルモンACTH)が過剰であることが原因の1つとして挙げられます。
・その他に副腎皮質に腫瘍ができ、そこからコルチゾルが過剰に分泌されることが原因である場合があります。
・犬は大多数が下垂体の問題が原因とされています。
・一般的に治療は内科的にコルチゾルの分泌を抑えるような薬(例えばベトリル)を一生涯使用して、臨床症状を緩和してあげることを目指します。
・治療せずに放置しておくと命にかかわる状態になることがあるため、早急に症状に気づいて診断してもらい、治療をスタートする必要があります。
・遺伝的にこの病気になりやすい犬種に限らず、どんな犬種でも5歳ぐらいからは定期的に血液検査を含めた健康診断を行いましょう。
・また普段からの食欲や体重、飲水量や排尿量などをしっかりと把握して、変化があればすぐに獣医師に相談してください。
箱から出さずに高温を避け、15〜30℃の室温で保管してください。
お子様の手が届かない場所で保管してください。
以下の場合は使用しないでください。
過去にトリロスタンを服用して体調を崩したことがある場合。
犬以外のペットやヒト。
現在、腎臓や肝臓の病気で治療中の場合。
妊娠中や授乳中の犬。
元気消失、食欲不振、消化器症状(嘔吐、下痢、便秘、血便、など)、多飲多尿、震え、腎臓・肝臓障害、副腎クリーぜ、失神、など。
上記以外の異常が現れた場合でも、直ちに獣医師に相談してください。
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